大相撲1月場所が始まり、今日は5日目。朝乃山は今場所も休場である。
これ以上落ちる場がないのではないか。3月場所の復帰をファンとして期待したい。
初日、あのデビさんがテレビ画面に映る。自ら貴人というのだから向こう正面などに座ることもなかろうと思う。
行事の尻を見ることになる。相撲協会に文句を言うのだろうか。それとも相撲協会に頼んであの席を確保したのだろうか。テレビに映りやすい席である。なにより目立つことがあの人のその後の人生であった。
豊昇龍が4連勝といい相撲を取っていたが、今日は負けてしまった。
去年所属する部屋のインタビューで彼の素顔を見たが、とてもかわいい顔をしている。取組前の険しい顔ではなく、柔和な青年の顔なのである。老けて見えるがまだ25歳であった。
今日の解説は貴景勝。優勝した場所の次の場所の難しさを語っていた。
琴桜のことを言っていたのだろう。なかなかいいことを言う。
豊昇龍と熱海富士との一番も、結果を予想するようなことを話していた。舞の海より全然いい。本当に舞の海はやめてほしい。
九重親方というと誰の事かと思ったが、元千代大海であった。週刊誌でいろいろ古傷を書き立てられているようだ。
この人は九州一の悪ガキとして、誰も知らない人はいないという、とんでもない経歴を持つ人である。
今は相撲協会の理事としていっぱしの大人のようになっているが、どんなものなのか。
私はワルの更生というものを認めない、というよりありえないと考えている。
相撲部屋での暴力行為や不祥事が後を絶たない。考えてみれば殺し合いのような世界である。そういう世界でしか生きていけない人間が多く集まるところでもある。正力さんではないが、「紳士たれ」というのは無理である。
相撲は型を重んじる。そうしなければ始末に負えない世界なのかもしれない。
観客や視聴者は綺麗な面だけ見る。興行とはそういうことである。
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