警察が困っていては困る

つぶやき

 闇バイトの犯人が1人名乗り出ている。怖くなったのであろう。
 自分はただ見張りを指示されただけだと言うが、みんなそうなのではないか。

 携帯電話で指示を受けているうちに、捕まることの恐怖から強盗実行犯になってしまうのではないだろうか。
 
 しかし「強盗の見張り」で10万円のバイト代。「見張っているだけで10万ももらえる」。こんなうまい話はない、と思ってしまうのだろう。

 「軽い気持ちで応募ください」、というネット募集に、軽い気持ちで応募したら、個人情報もみんな握られてしまって抜け出せないということらしい。

 横浜の事件では被害者が亡くなっている。強盗殺人となれば従犯としても罪は軽くない。

 警視庁、各県警は合同捜査本部を設置したらしいが、これだけの被害があって、人々は今までにない恐怖に捉われている。この恐怖を一日も早く取り除かなければ、警察がなにより大事にしている威信にかかわる。
 
 しかし監視カメラがないところでの犯行である。それに警察はIT関係には弱い。合同捜査本部というとなにか立派で頼もしいが、果たして対応できるだろうか。
 
 闇バイト強盗は「間接正犯」と言っていいのだろうか。
 IT技術によって間接正犯がより可能になっている。間接正犯は理屈上罪を問えるが、実際は正犯の犯罪立証は難しい。

 「振り込め詐欺? あれには警察としても困っているんです」、というのが警察の本音というところではないだろうか。
 しかし闇バイト強盗もそういうことでは困る。

 我が家の防犯を改めて見てみると防ぎようがない。自分の好みに合わせて建てた家だが、強盗の好む家のように建ててしまった。
 しかし物騒な世の中になってしまった。
 

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