今日は何人もの人と話をすることになった。
朝9時、近所の銀行で貸金庫の解約。先日家内が解約に出向いたら、本人が来て下さいという。今日はその予約日。
貸金庫の解約に、本人でなけれはダメ、予約しなければダメ、ハンコは契約した時のと同じでなければダメ、書き間違えたらダメ。とにかくなんでもかんでもダメ。
行員が貸金庫の金を盗むから解約するのに、こっちが悪いみたいだ。
小一時間かかってやっと終わり、武蔵村山の商業施設へ。
1週間ほど前に行ったとき、和食屋の「一夜干し とろニシン定食」が気になっていた。今日はその思いを満たす日。
店員さんに、「以前来た時満員で入れなかったので、今日は楽しみにして来た」と告げる。店員さんはニコッと笑った。
見本通りの大きさのニシンの一夜干し。小鉢、新香、シジミ汁。だが、一目見て、「旨くあって欲しい」という気持ちが湧く。
食べ終わって、家内の毎日の食事のおいしさをつくづく感じることになった。焼き魚とか野菜とかシジミ汁となると、日ごろ食べ慣れているものであるから味がよく判る。これで2000円。ちょっとひどい。500円くらいでいい。
前回の寿司屋に続き、このショッピングセンターの食堂街はどうもよくない。
食事を終え、1時間半後の待ち合わせ場所を決めて、家内とは別行動。眼鏡屋、楽器屋、本屋と立ち寄り、帽子屋に入る。
経営者と思われるちょっと年配の女性に、「こんな人相の悪い年寄りに似合うような帽子はありますか」と声をかけた。
するとすぐにハンチング帽を取り出し、「絶対似合う」と言う。
「考えもしなかった、ハンチング帽は労働者という感じではないか」と言うと、「お客さんのような紳士がハンチング帽をかぶるからとても似合うのです」と言う。
「いやあ、私は紳士ではない、瀕死の年寄りだ」と言ったら楽しそうに笑ったので買うことにした。
コーヒーが飲みたくなってスタバへ。「大きさは?」と店員さんが紙コップを示すので、「コーヒー茶碗はありますか」と尋ねると、「もちろんマグカップはあります」と手に取って見せる。我ながら「コーヒー茶碗」は古かったか。
ドーナツなどのケースをのぞいていると「何かお取りしましょうか」と言うので、「コーヒーをおいしく飲めるスイーツは」と聞くと「それならチョコレートのパンです」と言う。血糖値を気にしながら食べることになった。
家内から、「1階の奥まったところで絵の展示販売をしている」というライン。 コーヒーを飲み終えて売り場へ。
デパートなどでよくやる売れ残りリトグラフの展示販売。荻須、平山、東山、片岡、カトラン、丁紹光。作家の名前は立派だが展示は貧相。
販売会社にすれば、間違って売れれば「めっけもん」という絵画販売。
販売員が寄ってきて「如何ですか」
楽しい会話になるはずがない。「いやいやとても手が届きません」と言って売り場から離れた。
買えば親切。解約すれば不親切。


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