若者の1年 年寄りの1年

つぶやき

 朝刊に、今年の正月休みは9連休とある。「どうして?」とカレンダーを見たら今日が仕事納め。

 29日から3日までを正月休みとすると、今年のように26日が金曜日の場合が最も長い正月休みとなる。

 勤めているときは得したなと思い、自営のときは損したなと思い、引退してからは得も損も無くなった。

 我が家も1年が終わろうとしている。何事もなかった1年という年ではなかったが、ありがたいことに最悪な事態を経験することなく年が暮れようとしている。

 何事もなかった1年ではなかった。2人の孫が大学生になるといううれしいことがあった。

 大学のキャンパスが生活の拠点になり、社会科学と出会い、新しい友人、新しいクラブ活動を通じて自分の世界を広げている。

 娘の子はサッカーを続けるのかと思っていたら日本拳法に入部。筋がいいらしく、初心者にしてはうますぎると先輩に褒められているらしい。

 昨日我が家にシュークリームを届けてくれたが、「アチョー」とか言うのかと思ったら日本拳法はカンフーとは違うらしい。ヘアースタイルはブルース・リーに似ているのだが。

 息子の子はオーケストラでバイオリンを弾き始めた。幼いころからピアノを始めていたが、バイオリンは初心者。先日の定演では「くるみ割り人形」を弾いたらしいが、スマホの画面を拡大してもどこで弾いているのか分からなかった。

 先日我が家に来た時、ハイポジションのスケールを弾いていたが、わずか半年であのスケールは弾けない。私に似て才能があるのかもしれない。

 3年生くらいの時にはコンマスになるほど練習してほしい。来年はベートーベンの7番をやるそうだが難しい曲である。アマオケでちゃんとしたスピッカートで弾いているのを見たことがない。 

 幼いころ接していた孫とは違う。彼らの未来は私の知らない景色で満ちているはず。

 その景色を私はもう歩くことはないが、彼らが歩いていく背中を何時までも見送っていたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました