舞い上がることはよくある

つぶやき

 田原俊彦もやらかしたらしい。テレビでのことなのかラジオでのことなのか、見ても聞いてもいないので分からない。

 《『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)》とあるからラジオでのことなのか。

 ゲスト出演していた田原が、生放送中、足を高く上げた自身の写真について、女性アナに対し「真ん中の足はもっと上がるんだけどね。カッチカチや!」と下ネタ発言をしてしまった。

 女性アナは「やめてください、ドン引き」とかわしていたが、その後も女性アナの手をテーブル越しに触わるなどし、「これ、ダメですよ」とあらためて注意されていた、ということのようだ。

 それにしてもラジオでこんな状況が分かるのだろうか。 

 「あまりに昭和ノリな振る舞いに批判が殺到」したそうだ。
 TBSラジオが田原に対し厳重注意をおこない、田原側からも謝罪の言葉があったと発表。

 NHKは田原俊彦が出演予定だった生放送の音楽番組「うたコン」に出演しないことを、番組公式サイトやXで発表した。さすがに対応が早い。

 田原俊彦は64歳。確か3人組のグループの歌手だったと思うが、見方によっては一番軽薄な顔にも見える。

 昭和の下ネタギャグ。昭和の先輩として分からぬわけではない。そんなことをずいぶん言ってきたなあと、私も恥じ入ることが多々ある。

 昭和の時代。3つの期に分けることができる。戦争、復興、衰退。
 昭和の下ネタギャグは復興期のもの。飲めや歌えのどんちゃん騒ぎ。飲み屋のおねえちゃんのお尻はさわるものであった。

 セクハラとパワハラ、どちらが先に言われ出したのか。多分セクハラだと思うが、その通りであった。

 ネットに日本で最初のセクハラ裁判の内容が掲載されている。「大人の女性なら笑ってやり過ごせ」
 たしかにそういう時代だった。

 しかし大人の男のガキのままの悪ふざけが問われることがなかったのが、セクハラということであった。

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