考えてもしょうがない

つぶやき

 岸田首相は原爆記念館でG7の各国首脳に何を見せたかったのだろうか。原爆記念館を見たG7の各国首脳は何を感じたのだろうか。

 バイデン大統領は原爆記念館を見て、悪い事をしてしまったな、という気持ちがあったのだろうか。
 ゼレンスキー大統領は、原爆で焼け焦げて死んだ広島市民と、自国の市民を重ね合わせたかもしれない。

 岸田内閣の支持率が前回の調査より9ポイントと上昇し、45%になったと新聞が報じている。G7が成功したということなのだろう。内閣の支持率を見ると、世の中は私の考えとは違う人がたくさんいるのだなと思う。

 旧統一教会の問題はあくまで個人の問題で、国は宗教のことについては立ち入ってはいけない、という考えが国にはあるようだ。政治家個人がどんな宗教団体から援助を受けようと個人の問題である、ということであろう。政府はこのような問題になると護憲派になる。

 築地市場で高級魚は外国に売られているようだ。仲買業者が、日本より外国の方が高く買ってくれる、とテレビで言っていた。残念な気になるが、商売だから高く売って当たり前のことである。いずれ日本人は刺身を食べられなくなるかもしれない。日本はどんどん貧しくなるようだ。

 以前北海道の土地が中国人によって買われているという報道があった。水も中国人が買っているらしい。政府はこのことに何か問題意識を持ったのだろうか。個人間の取引のことだから政府が関与することではないということに落ち着くのであろうか。それにしても中国人のやることは息が長い。将来を見据えている。中国数千年の歴史ということがこういう考えを生むのだろうか。

 マイナカードの登録ミスが続いている。新聞などは「だからマイナカードは危険なのだ」と報道するが、制度発足間もないこと。人間やることなのだからミスがあって当然である。
 地方公共団体の職員にしてみれば、ミスを起こさないほどの給料はもらっていないということである。

 以前の厚生年金の資料紛失も大きな問題とされたが、役所の人にしてみれば、日常の仕事をするうちにそういうことになってしまった、ということである。悪気でやったわけではないのに悪気でやったとおなじような結果が起きてしまった。責任感がないということはそういうことになる。

 日本維新の会の梅村みずほ参議院議員が参議院の法務委員会で、名古屋出入国在留管理局で2021年に死亡したスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんについて、「ハンガーストライキによる体調不良で亡くなったのかもしれない」などと憶測に基づく主張をし、不適切な質疑を行ったとされている。

 国会議員には各委員会で質問する権利が与えられているが、質問する案件が見当たらず、あっても良く分からないので、質問権を与えられても困るということになる。できたらそんな質問権はいらないというのが議員によっては本音らしい。

 そんなことから時々こんな訳の分からない質問が若い議員から出る。野党も責任をもって政治をしているわけではない。

 麻生財務大臣はいろいろ話題になる発言をする人であるが、その秀逸なのは菅(かん)発言ではないだろうか。

 菅総理大臣が就任した時、なにかの会合で「今度総理になった〝かん〟とかいう人」と菅総理のことを言ったのである。それも、「なんと言ったっけ。そうそうかんとかいう奴」という雰囲気でしゃべったのである。

 言い間違えということになっているが、こんな見事な言い間違えであるのだから言い間違えてはいない。伝えたいことがしっかり伝わっている。

 しかし同じ自民党の、安倍総理のときに官房長官を長く務めた人の名を言い換えるとは、政治を喜劇にするにもほどがある。(了)

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