承諾も得ず、と言うより、絶対に入院時の保証人とか、緊急連絡先にしないでくれと言っておいたにもかかわらず、いとこは家内を緊急連絡先としたため、警察とか葬儀屋とかの関りに大変な迷惑を受けている。先日は病院から電話があった。
相続人がいない人の財産は国庫に帰属する、という規定が民法にあるが、これに関する裁判所、市役所、弁護士などの事務手続きが実に身勝手なものである。
人に看取られることもなく死んでいった人間が可哀そうと思えばこそ、金と時間と労力を費やして弔った。こちらにはなんの法的義務はない。
何が何でも死体を引き取りに来いという、警察の対応はひどいものである。
事件性がなければ誰が死んだのかも確認しない。
このところ、こんなことで気分が晴れない。そんな時は大相撲である。
何も考えず手を叩いていればいい。
なかなかの混戦であるが、勝ち負けにあまり関心がない。
貴景勝の解説はなかなかいいと思っているが、彼はまだ28歳ということに気がついた。
28才にして年寄り湊川親方。これから後進の育成にあたるということだが、それにしても若い。
人生とはそういうものであったのか、と思う力士の引退後である。
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