きのうに続き緊急地震速報。朝食後のくつろいでいるときのことであった。
大谷は8試合快音がない。やはり水原のことが気になるのか、アッパースィングの弱みを突かれているのか。復調を祈るしかない。
緊急地震速報のあの2音は恐怖である。昨日はちょうどテレビをつけていたから、物凄い大きな音に心臓が止まりそうであった。あの音を使って現代の不安を表現するシンフォニーが書けるのではないか。
あの赤と黒の画面に、「八重山、宮古島」の地名が映る。一瞬どこなのか分からない。「大きな揺れに注意してください」と言うが注意しようがない。
最近のCMで緊急地震速報によく似た音を使っている。ハッとするときがあるが、製作者はその効果を狙っているのだろう。悪質と言うべきである。
川勝知事の退任記者会見があったようだ。見る気もしないが、要は嫌気がさしたということであろう。無責任な人である。
大体、学者出身者という人は投げ出すものである。
かつてケネディ大統領は側近に学者をおかなかったという。
側近にしたのはマーチャントであった。学者は諦めるのが早いがマーチャントは諦めない。
川勝さんはかつて菅義偉総理に対し、「教養がない」と言ったらしい。菅総理は川勝さんと同じ東京六大学の出身であるが、川勝さんの出身校とはちょっと差がありすぎる。菅さんは学生時代空手ばかりしていたという話もある。
川勝さんにしてみれば、そんな大学の出身者が内閣総理大臣になるということはちゃんちゃらおかしい、ということであろう。
この人は早稲田大学の教授であった人である。学者は政治家をばかにして己の自尊心を満たす。教授でいれば立派な人であったかもしれない。
教授でいれば立派な人であったかもしれない人が社会に出て、教授以外の仕事に就くといろいろ問題を起こす。学生はそういう人に教わっていることになる。
「川勝知事も、野菜を作ったり牛を育てたりしていればこんなことにならず、いい人生を送れたのに」
川勝知事を支援した田舎の古老に、川勝知事辞任の感想を求めればそう答えるはずである。(了)
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