性加害疑惑が世間を騒がせている。
騒がせていると言っては被害を受けたという女性に申し訳ないが、加害をしたという人が漫才芸人松本人志であるから、納得である。
週刊文春によれば、事の初めは高級ホテルで飲み会が開かれ、参加した女性がホテルの一室で松本から「俺の子を産めや」と性行為の強要を迫られたというものであった。
実にリアルである。その言葉を言った時の顔を彷彿させる。
問題がこれだけのことであっても大事件であり、告発すれば刑事事件になると思うが、さらに“性加害疑惑”は別の方向に広がりを見せている。
どうも後輩芸人による、松本への女性の“上納”が日常的に行われていたらしい。。
松本に近い芸人の間でこの手の話を知らない者はなく、松本専門の女衒が何人もいるらしい。
女性を斡旋するという話は芸能界に限ったことではなく、政治や宗教、教育の世界においても昔からよく聞く話である。
落語の世界では弟子が師匠に女性を世話することは当たり前のこととされている。名人といわれ、80歳近くまで格調高い話を演じた落語家にそのような話を聞くと、落語の聞き方も変わってくる。
某宗教団体においても、会長に女性を世話することが出世の手段であったという話も聞く。その会長も若い頃は先代会長の女性関係の後始末に苦労したという話もある。人生は昼と夜の2本立てであった。
「ゲストを出演させる際にお伺いをたてるのは当たり前、局から帰るときには幹部局員とスタッフ総出でお見送りするなど、テレビ業界においては絶対的な王様でした」と松本に対して、あるテレビ局関係者が述べている。
この性加害スキャンダルは今後の展開にまかせるとして、どうして彼はここまでテレビにおいて力を得たのだろうか。このことが不思議である。
「M-1グランプリ」 は日本一の若手漫才師を決める大会であるとされているが、松本が笑わなければ入賞はないとまで言われている。
ビートたけしという漫才芸人もテレビ界を我が物顔で歩いていたが、たけし以上の力を松本は持ったのかもしれない。
何故王様とまで言われるようになったのであろうか。テレビ局と視聴者の安易志向。多分こんなことではないかと思うが、バカらしいので詮索はやめておく。
彼は活動をやめたという。多分これからテレビに出ることはないのではないか。もう60歳になるという。超富裕層としてこれからの生活には何の不自由もないだろうが、ぜひ無駄使いをたくさんして、早いうちに破綻して破滅してほしい。
彼の生き様は破滅してこそ本物だと思うからである。貯えた金でぬくぬくと生きていては彼らしくない。と思っていたが、ぬくぬくと生きていく人間かもしれない。(了)
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