トカラ列島で群発地震が続いている。5日間で320回を超えているという。最近までトカラ列島という名を知らなかった。カタカナ表記から北海道の宗谷岬の先かと思っていたら鹿児島の南であった。南海トラフとの関連が気になる。
気象庁は「強い揺れに注意」というが怖い言葉である。緊急地震速報以来危険の表示は赤と黒ということになっている。
私の車も屋根が黒で車体は赤である。一番高いオプションカラーであったが断ればよかった。緊急地震速報と一緒に走っているようなものである。
どこかの学者が言うこのところのジャニーズに対する発言が面白い。その辺にいるあんちゃんたちの学芸会だ、と言っているのである。
日本のお笑い芸人もエンタテイナーも、一流のコメディアンでもアーテイストでもない、テレビが作り出した張りぼてのようなものだと言っているらしい。そんな指摘があっていいと思う。
今のテレビは特定の芸人に席巻されている。
芸の世界であるから才能とか芸のうまさというものもあるかもしれないが、今のテレビが求めるものは、器用にリアクションができる、というだけのことである。
昔はディレクターに芸人は頭を下げたものだが、今はディレクターが芸人に頭を下げている。
漫才芸人のことをよく知らないが、漫才のコンクールのようなものに優勝すると漫才をしなくなるようだ。テレビコマーシャルに出演することが芸人の目標になっているような感もある。
これだけ漫才芸人だ、落語芸人だというのがたくさんいるのに、どうして寄席番組がないのだろうか。笑点は寄席番組ではない。
また相撲が始まった。お相撲さんが怪我をしないような土俵の形態にすべきだと以前このブログに書いたことがあるが、お客さんが怪我をしない見物席が必要である。
砂かぶりというらしいが、土俵下の観覧席は力士が良く勢いよく飛び込むことがある。100キロ超える力士が力余って飛び込むのであるから怪我をしないわけがない。
しかしそれを承知で見る、それがイキで選ばれた観客ということになるらしい。
椅子席にしたらいいと思うが、それでは飛び込んだ力士が怪我をすることになる。かぶり席はいいクッションになっているのかもしれない。
昔、殺人事件の時効間近な犯人が、かぶり席で観戦していてテレビに映り、長年追い続けてきた執念の刑事に捕まるというドラマがあった。油断したらしい。
みんな訳ありな顔をしているのが、かぶり席の観客である。
昨日の朝の山と琴の若の取組み。近来稀にみる珠玉の一番であった。
最近、最も多い交通違反は一時不停止だそうである。ここ何年か前から急増している。
しかし一時不停止が増えたということではなく、警察が重点的に取り締まりをしたということである。
信号機のない横断歩道は、人が歩行していれば当然停止する。しかし横断歩道の中に人がいなくても、歩道に人が立っていれば一時停止義務となる。
先日私が捕まったのもこれである。横断歩道の手前に電柱とか植え込みなどがあれば、よっぽど注意しなければ運転者からは歩行者は見えない。警察はよっぽど注意しろ、と言うのである。
交通違反は悪いと知りつつ行うものもではなく、知らなかった、気が付かなかった、ということが違反なのだ、と若いお巡りさんが言う。
違反者もこんなことで捕まるのは初めてだということが多いから、警察官は新規開拓業務マニュアルを持っているようだ。
一時不停止違反によって違反金の国庫入金は倍増したと聞いている。
岸田内閣の改造、自民党人事の変更が行われるようだ。こんなに頻繁に大臣が変わってもいいのだろうか。
大臣は各派閥のバランスを考慮して決めるものらしい。派閥というのはとっくの昔に解消したものではなったのか。
「次の時代を考えてこの国を動かしているのだろうか」
山田洋次監督の言葉である。日本の良心を代表する人だ。ご健康を祈らずにはいられない。(了)
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