知人の退院と入院

つぶやき

 ともかく80才になる女性が、胃と肝臓と膵臓の一部を摘出する手術を受け、1か月半にもなる入院生活を経て退院できたということは、奇跡に近いことであり、なんともうれしいことである。

 昨日は、家内の友達の退院の知らせと、家内の知り合いのご主人の緊急入院の知らせがあった。
 
 緊急入院された人は、その日に胆嚢の摘出をしたということであるから、病状の処置が終わったということで、がんなどの悪い疾患ではなかったようだ。

 この男性は私と同じ78才。熱が下がらず、胃のあたりに嘔吐感。
 病名は違うが、5年前私が発症した肝膿瘍に似ている。8度5分の熱が下がらず、肝臓あたりに不快感があり、布団から起き上がることができなかった。

 緊急入院となったが、医者は肝臓がんを疑ったらしい。退院して経過観察のとき、「がんでなくてよかったね」とその医者に言われた。

 母の郷里のいとこが78歳で20年前に亡くなっている。私と20才違うがいとこである。
 亡くなる10年ほど前に会ったことがあるが、心臓かどこかに持病を抱えていたらしい。

 いとこが亡くなって以来、78才という年齢が気になる。まだ早いという気もするし、その年齢ならそういうことかなと思う。

 昔は70代で亡くなる人が多かった気がする。80代というと大往生。90代ともなれば生き仏のようだった。

 80近くなって、自分では年寄りだと言っているが、年寄りとは誰のことだという気もある。何ごともなって見なければ分からないというが、なってみても分からないということもある。

 80才の女性は12キロ痩せたという。入院前は60キロということだから48キロ。12キロの体重落ちはきつい。
 ホントのおばあさんになったとメールがあったらしい。

 入院される直前に偶然会ったことがある。私のガンを心配してくれた人であった。少しは気の晴れる言葉をかけたつもりであったが、入院する人の気持ちは重いものである。

 また60キロに戻られてお目にかかりたい。

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