目が吊り上がっていない

つぶやき

 中国人はちょっと前まで人民服を着て、中国人らしい顔をしていたが、最近ではスーツを着て、日本人のような顔付きになってきた。これは韓国人も同じである。

 日本人は以前の中国人や韓国人と同じような顔であったが、戦後の経済成長と共に目尻は下がって、いわゆるハリウッド映画的日本人の顔ではなくなっていった、と思う。
 ハリウッドでは、目尻が吊り上がって目が細ければ、中国人でも日本人でもどうでもいいということであったようだ。

 ユーチューブという画像を、SNSと言うのか、ブログと言うのか、ホームページと言うのか、と言うくらいだから、まったく分かっていないのだが、そのユーチューブの画面をタッチすると、芸能人の誰が死んだとか破産したとかという画面が出てくる。
 気になって動画の音声を聞いてみると、死んでもいないし、破産もしていない。どういうことなのか。だいたい動画の語り口が、男性でも女性でも気味が悪い。

 それとは別に、最近、「あの芸能人は在日韓国人であった」とか、「部落出身であった」とかいう記事を見かける。

 在日韓国人であるとか部落出身であることが、いいとか悪いとか言うのではなく、一様に、「そういう人であるが立派に活躍されています。この人の経歴をたどってみましょう」、とか言って、ネチネチと氏素性を公開するのだが、結局、在日韓国人であることや部落出身であることは、知らなかったのであれば知っていた方がいいですよ、という口調で終わる。

 このような映像は、ユーチューブという会社が作成してネットに流しているものなのか、個人あるいは団体が制作してネットに載せているものなのか、私は知らないので、ヤフーとかマイクロソフトエッジに比べて、ちょっとひどいなと戸惑っている。

 以前の日本人にとって、在日韓国人とか部落民という言葉は特別な意味をもっていた。
 「在日」と略称される韓国・朝鮮籍の人は、帰化した人やその子孫も含めて100万人以上と推計されている。
 どうしてこれほどの韓国人や朝鮮人が日本に住んでいるのか。日本人は知っているようで知らないことになっている。ある団体は、「彼らはすべて密入国者である」と言っている。

 しかし、「あの歌手は実は在日2世である」と言ったところでどんな意味があるのだろうか。今の人達は、在日も部落民もかつての日本人のようには関心を持っていない。ユーチューブで言っている人はかなりの年配者ということなのであろうか。

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