「物的証拠がなかったことを確認した」から訴訟を取り下げた、というようなことを言っているが、性加害における物的証拠とは何なのか。
まさか、松本人志そっくりの子供は生まれていなかった、ということなのか。
我ながら吐き気を催すような冗句であるが、それだけこの性加害問題は汚らしい。
物的証拠がなかったから性加害はなかったと言うならば、被害者と称する女性たちの話は全部でっち上げとして、最後まで身の潔白を主張し、文春に損害賠償を命ずる判決を得るべきではないか。
女性に性的行為を強要したと報じた「週刊文春」(文藝春秋)に対し、「事実無根なので闘いまーす」と発信し、名誉毀損による5億5000万円の損害賠償などを求めていたお笑い芸人松本人志が訴えの取り下げをした。
11月8日に発表したコメントでは、女性らが参加する会合に出席していたことは認め、「参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます」と謝罪した。
これでお詫びしたことになるのだろうか。「不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃらなかったかもしれない」ということを前提としている。
こんな程度の芸人がテレビの人気者である。
松本人志の復帰を待ちわびているという視聴者も紹介されている。
性問題は芸人も政治家も、そしてファンもきっちりとわきまえるべきである。
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