物の見方はいろいろある

つぶやき

 このブログは朝の5時に書き始めているので、台風の被害がどの程度のものであったのか分からないが、埼玉県南部と言われる我が町は、きのうの朝から大した雨も降らず、風もほとんど吹かなかった。

 被害が大きかった地の人達には申し訳ないが、拍子抜けしたような台風7号であった。
 
 テレビで千葉県九十九里浜の高波を見たが、77年前のキャサリン台風について話す母を思い出した。
 あの高波が迫る浜辺近くに、バラックのような家があった。父は病床にあり、私は生後6ヵ月。母の恐怖心を思った。

 「9月の自民党総裁選に岸田首相が立候補しないと表明してから一夜明けた15日、『ポスト岸田』めぐる動きが活発化」
と、毎日新聞はきのうの朝刊1面に掲載した。

 10人ほどの人達が立候補を検討しているらしい。上川さん、高市さん野田さんという女性の名前もある。皆さん待ち構えていたのだろう。

 三原じゅん子議員がまた強気な発言をしたようだ。
 「自民党に政治不信を招いたこ考えれば出馬は当然のこと。責任をとるというなら遅すぎた」とX上で述べたらしい。

 岸田首相にご苦労さまの一言ぐらいあってもいいのではないか、とX上では猛烈な批判が起きているという。

 「恥を知れ恥を、愚か者の所業、民主党は無為無策、八紘一宇は理想的な国際社会
 この人の言葉は啖呵を切るというような短い発言が多い。内容のある発言を一度聞いてみたい。

 元女優ということだが、あまりいい映画に出ていないのではないか。その時のセリフ回しが残っているようだ。
 
 三原議員の八紘一宇発言について、ある大学教授のコメントがあった。
 八紘一宇の意味を間違えているという指摘かと思ったら、三原発言を批判することは言論の自由に反する、という主張であった。

 ある面からの評価があれば、別の面からの反論がある。歴史とは検証できないものであるから、事実は二つ以上あることになる。
 
 「美しい国」は、亡き安倍晋三元総理が掲げたスローガンであった。
 「美しい国」の意味するところ一つしかないと思うが、景色が美しいことをいうことではないらしい。
 政治スローガンはいつも美しい言葉で始まるものである。
 
 7時のニュースで台風の被害があまり報じられていない。千葉県や茨城県は大丈夫だったのかと思ったが、被害の検証はこれからのことあった。

 平日夕方の、ある民放の報道番組のお天気キャスターは女性であるが、悪口を言うわけではないが、人の不安を煽るような解説を一生懸命、真面目そうに言う。
 きのうは、関東地方全滅、とでもいうような口ぶりであった

 素人でも天気図を見れば少し東に寄って来たなということが判る。
 「被害が小さくては困るのよ」というような解説であった。(了)

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