トランプはSNSで「石油はアメリカから買うか、海峡に行って自分で取りに行け。アメリカは守らない」などと投稿した。
「数日で戦争は終わる」「イランは合意したがっている」自分の都合だけ言ってきたが、結局このまま手をひくのではないだろうか。ホルムズ海峡はほったらかしのままである。
無責任と言っても始まらない。彼はずっと無責任であった。
「アメリカは守らない」
そうなら、なぜ今までアメリカは世界を守ってきたのか。その見返りとして、各国はアメリカ中心の国際秩序を認め協力してきたからである。これが第二次大戦後の「世界の仕組み」だった。
トランプは、「アメリカ中心の国際秩序」などもうどうでもいいと言っていることになる。そうであるならなぜイランに戦争を仕掛けたのか。
日本の原油の9割以上は中東から来ており、その大半がホルムズ海峡を通る。ホルムズ海峡は、日本の経済と生活を支える“生命線”そのもの。
石油が止まったら日本経済は止まる。電気代、ガソリン代、物流、製造業、すべてが止まる。日本人はまだこの経験をしていない。
政府の備蓄石油の放出決定は早かった。ホルムズ海峡の実質封鎖が明確になる前から、政府は“先回り”して動いていたことになる。
なぜか。国民の不安を解消するため?。しかし石油が止まったとなれば備蓄量など微々たるもの。そんなことで国民の不安が無くなることはない。
放出して備蓄が無くなるまでにはすべては解決している、という事なのだろうか。この読みがごく近い将来の日本の運命を決定づけることになりはしないか。
中東の紛争は長引くというのが大方の見方。トランプにゴマを擦っておけば安泰ということではない。
なんとかなるさで終わってくれればいいが。



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