各地のダムの貯水量が減っている。このままでは給水制限という事にもなりかねない。
日本は水が多い国だが渇水も多い。水を貯めておくことができない地形のせいだと言われる。
降るときに一気に降り、必要な時期に降らない。日本は年間降雨量こそ世界平均の約2倍だが、急峻な地形から、水がすぐ海へ流れ出てしまう。
2、3日前から気になっていた川越の公園に弁当をもって出かけた。
桜並木が美しく、池があり、そばには小畔川の流れがあり、野鳥の郷という公園もある。
行ってみたら以前来たことがある公園だった。損したとは思いたくないが、損したと思った。何故気が付かなかったのかと、しばし考えてしまった。
帰りの車中、「なんの予定もなく時間をつぶしているだけなのに、月日の経つのは早いものだ」と家内に話すと、「それでも食べていけるのですから、よかったと思わなければ」というような言葉が返ってきた。
「そうだな。こんな歳になっても気にすることもなく、ガソリンを使って遊び歩いているのだから、いい人生だったな」と思ったが口にはしなかった
裕福な老後資金があるわけではない。ガソリンを使って少しは時間つぶしができる高齢者というだけのことである。
車を持って、ガソリン代を使って遊び回っている。高齢者にしては贅沢ではないか、と言われるかもしれない。でもこんな贅沢、裕福から見ればささやかなものである。
人生は金である。残念ながら人生は金である。
人生、本当に大切なものはお金では買えない、ということになっているが、「本当に大切なもの」は生活を助けてくれるものではない。
金では買えない「本当に大切なもの」というのは、健康とか、友情、家族、信頼というようなことになっている。
しかしそんなことはあたり前である。そもそもこういうものはお金で買うものではない。買いたいと思ったときは余命がない。
人生にはお金では買えない大切なものがあるという主張には、お金では買えない大切なものも、お金で守られている、という理解がない。
病院に行くにも、家族を幸せにするにも、老後の安心にも、趣味を楽しむにも、静かに暮らすにも、金がいる。
人生本当に大切なものはお金である。必要以上には要らないが、必要な分はあってほしい。それが難しいのがお金である。
そんなドライブの帰り道であった。



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