朦朧を思う

つぶやき

 実はこのところ寝る前に、焼酎をちょびちょびとやるのが癖になっている。
 
 癖になって飲む酒はアル中かもしれないから、少し気にして「ちょびちょび」となる。

 寝酒ということではなく、なんとなく朦朧となりたいのである。
 
 意識不明の朦朧は単なる酔っ払いであるが、正しい朦朧は人を哲学者にする。

 朦朧に身をまかせ、力の抜けた、なんの意味もない空気のようなブログを書きたいと思うのだが、それがなかなか難しい。

 朦朧は人生を思いださせる。しかし朦朧が思いださせる人生は悔恨の日々が多い。

 それなら朦朧にならなければいいのだが、悔恨の日々を朦朧にゆだねることには、痛痒い懐かしさと心地よさがある。

 そのうち酒の力を借りなくても、朦朧となる時が来るかもしれない。
 
いつまでも人生を思い出せる朦朧でいたい。

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