三菱UFJ銀行の行員が東京都内の貸金庫から顧客の資産を盗んでいた。被害者は約60人に上り、被害額は時価で10数億円という。
ところがこの行員は懲戒免職になったが、まだ逮捕されていないらしい。
「コンビニで100円のパンを盗んでも警察に呼ばれて逮捕される時代に、10数億円も窃取した行員が逮捕されないのは異常。銀行の不祥事隠しと言われてもおかしくない状況」と紀藤弁護士は述べている。
静岡地検検事正が袴田巌さんに、「無罪判決を受け入れた以上、事件の犯人が袴田さんであるということは申し上げるつもりはありません」などと述べ謝罪した。
こんな謝罪の仕方をしたということは、まだ犯人は袴田さんと思っているのではないか。本来検事総長が謝罪すべきことである。
何度も書いているが、小池都知事の学歴詐称をなぜ検察は問題にしないのだろうか。かつての側近や同居していた友人の証言もあるというのにどうして放っておくのだろうか。
小池さんのアラビア語を確かめれば簡単なことではないか。検察の好きな状況証拠は山ほどあるというのになぜ検察は動かないのか。
斎藤知事の再選に関するPR会社の問題は、もちろん斎藤知事の公職選挙法違反にも関わることである。
すでに事情聴取を始めているのか知りようもないが、これを不問というわけにはいかないだろう。
刑事起訴の権限は検察官にしかないが、起訴に関して裁量するようなことがあると不当な権力を持つことになる。
検察は起訴すべき事実を確認したならば必ず起訴すべきであると思うが、現実は政治的判断によって基礎しないもあるようだ。
政治的判断とは貸しをつくるということでもある。
三菱UFJ銀行の横領事件の行員は女性らしいという報道があったが、銀行はまだ被害届を出していないらしい。
懲戒解雇にしたから銀行とは関係がないということなのか。
何事もハッキリさせればいいというものではないが、ハッキリさせるべきものはハッキリさせた方がいい。
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