明治の時代は物語を作った時代

つぶやき

 《女性天皇「賛成」半数割る》という見出しが毎日新聞の5面にあった。

 確か女性天皇の誕生に多くの人が賛成していると思ったが、自民党が選挙に勝ったから「女性天皇反対」という人が増えたのか。日本人はどうしてこうも主体性がないのか、などと考えた。

 記事を読んでみたら国民のことではなく、国会議員のことだった。

 今回の衆院選で当選した465人のうち、女性天皇賛成が全体の47%にとどまり、前回2024年の63%から大幅に減少し、反対は34%で前回の17%から倍増した、というのが毎日新聞の調査で分かったというのである。

 衆議院は圧倒的に自民党議員が多くなったのだから、このような結果になるのは当然のことである。みんな「右向け右」である。

 国民はどう思っているのかと言えば、昨年5月の毎日新聞の世論調査では、70%が賛成、反対は6%。愛子さんの人気は高いから、議員さんたちとは違ってこの数字が大きく変わることはないだろう。

 皇位継承は男系男子とされているから、多数の国民が望んでも、愛子さんが女性天皇になることは皇室典範を改正しない限り不可能である。

 現在高市首相は、皇室典範の改正を意図しているが、女性天皇に関する立案はない。

 改正皇室典範には、皇位継承の安定のため、戦後皇籍を離れた旧宮家の男系男子を養子として迎えて、皇族に復帰させるという案があるらしい。

 もし皇位を継ぐ男子がいなかったら、それこそ何百年も遡ってでも皇統家系の人を天皇に据えるということなら、女性天皇を認めた方がいいのではないだろうか。

 どう考えたって直系で2600年の天皇の歴史があるはずはない。万世一系は明治に作られた物語。

 皇位継承も大事なことなのだろうが、上皇様も美智子様も、今上天皇ご一家も、秋篠宮ご一家も、人間として幸せに暮らしてほしいと思う。

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