「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかない」という安倍晋三元首相の発言は、2017年7月1日、秋葉原駅街頭で行われた東京都議会議員選挙における応援演説中でのことであった。
執拗なヤジに対して安倍首相が、ヤジを続ける集団を指さして言った言葉である。
このことに関係ないが、街宣車の上には安倍氏と共に中山恭子氏がいた。拉致問題担当大臣になって何もせず、ハッタリのような期待だけ持たせた人である。
実に晴れ晴れと手を振っている写真が掲載されていた。自民党政治の無責任さを象徴するような人である。
話を戻すが、この安倍発言に対して新聞各紙やワイドショーまで批判した。
自分を非難する人々を「こんな人たち」という言葉でくくっている。
総理大臣としてもっと大人の対応をするべきだった、
内閣総理大臣は、安倍さんの考えに共鳴する人たちだけでなく、反対する人々を含めた、すべての国民に責任を負う立場である。
この方は、自分に反対の考えを持つ人々は国民ではないと思っている。総理になって何年も経つのに、この方は全国民のために選ばれた職にある自覚は持ち合わせない。
小学生でもこんな批判はしない。なんの工夫もない批判である。
選挙演説中に演説をさえぎるようなヤジを飛ばす連中に、「こんな人たちに、私たちは負けるわけにいかない」という安倍さんの言葉はどう見たって正しいのである。
こんな幼稚な批判をこぞってするメディアの方が、メディアとしての自覚に欠ける。
安倍さんを擁護する気は全くないが、「こんな人たちは排除しなければいけない」と言ったわけではない。
安倍さんに対する唯一批判ではない感想である。最近なぜか安倍さんが懐かしい。トランプのせいだろうか。石破さんでは無理である。
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