悠々自適にお暮しのようで、と他人様に言われるが、仕事をやめ、医者通いを日課のようにして暮らしていれば、他人様にはそう見えるかもしれない。
若い頃、悪い病気かと医者に行ってもなんともなかったが、歳をとると悪い病気かと思って医者に行くと、悪い病気になっている。
ときどき、よく生きてきたな、と思うことがある。学歴の高い者は人生を狭くするというが、学歴がない者は人生は広いがレベルは低い。転職を繰り返したが、いい仕事に就いたということではない。食いつないだだけのことである。食いつなげただけいい時代に生きてきたなと身の幸運を想う。
きのう池田大作氏の訃報について書いたが、後継者を育てるということはなかったようだ。なによりナンバー2の出現を恐れ、排除したということがいろいろ書かかれている。
政治への進出も古参の幹部を政治家にして、学会内部への関与から引き離すためのものであったなどということも書かれている。そういうこともあったかもしれないなと思う。
ある幹部は、池田氏は小心者であった、と言う。まさかもう故人に対する批判が始まったのだろうか。大事を成す人は小心者であることが多い。この幹部という人は分かっていない。
しかし何と言ったって日本の政治と宗教、経済もそうかもしれないが大きな影響を与えた人であることは間違いない。
岸田内閣の支持率がどんどん下がっているらしい。何もしていないのに何故下がるのだろうか。
岸田おろしが始まり、次期総理を狙う人には岸田首相退陣が決まるまで立ち振る舞いが難しいことになる。ある女性大臣などはすでに動いてしまったようだ。たしなめられたらしいが、開き直っている。
ユニクロの社長さんが人が日本の将来を非常に憂いている。国の将来は政治家よりも経済人の方が分かる。
以前から厳しい指摘をしてきた人であるが、日本の財政赤字の拡大と賃金の低迷の問題を指摘されている。これらの問題が解決されなければ、日本の将来に暗い影を落としかねないと警告している。暗い影というのが問題である。
なんとかなる、と思ってなんとかしてきたが、なんとかならなくなる時が来る。家庭の台所事情と同じである。
スケートの羽生さんが離婚したそうだ。結婚してまだ3ヶ月。誹謗と中傷。
結婚を秘密にしないで奥さんと一緒に結婚の記者会見でもしたらよかったのではないかと思うが、そうもできなかったのであろう。
奥さんを守れなかった、という人もいるが、どうなのであろうか。
いつもの公園のメタセコイヤの黄葉がきれいであった。ウィークデイの公園は、私たち夫婦のような高齢者ばかりである。歩けるうちは歩くということしかない。歩けなくなったらなにをしても歩けない。(了)
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