家内がコロナになった

つぶやき

 4日ほど前から家内が熱を出している近所の掛かりつけの医者に行ったらコロナという診断であった。

 今頃コロナと思うがまだ収束したわけではない。大変なことになるのかと思ったら医者は、「風邪と同じ」と家内に告げたらしい。
 薬も出さないので家内が、「カロナールは欲しい」と言ったら処方箋を出した。藪ではないかという話もある。

 1週間前の絵のサークルで感染したようだ。単なる風邪かと思っていたので例会に出席した、という人から一斉メールが入って、今日医者に行ったらコロナでした、感染したら申し訳ありませんとのことであった。
 
 その人と並んで昼食をった4人が見事に感染した。96歳の女性を筆頭にみんな80歳前後の人ばかりである。

 熱があるなら休めよかったのに思うが、その人はそういうことに無頓着な人であった。

 家内が掛かった医者は薬を出さなかったが、96歳の女性が掛かった医者は2万円近くもする薬の処方箋を出した。負担率は1割だと思うから凄い金額である。医者によってどうしてこうも違うのであろうか。

 8度分以上の熱を出している。解熱剤で下がるがまた繰り返す。解熱剤は対症療法であるから出る熱は全部出さなければ治らないのかもしれない。

 高齢者にはこういう疾患が徐々に体力を弱らせることになるのだろう。何年か前肝膿瘍を患ったことがあるが、その時どうしても布団から起き上がることができなかった。全く力が入らないのである。どうすることもできないということを初めて知ったことである。

 私もそろそろ感染するのではないかと思っているが今のところのどの痛みはないのどの一部をとっているから痛くないのかもしれない。昨年末にインフルエンザにかかったが、家内にはうつらなかった。一緒に並んで食事をしているが、今のところ大丈夫そうである。

 コロナは昨年4月に、感染症法において「5類感染症」になった。それまでは2類であった。感染した場合の重篤性などが「大したことはない」ということになったのである。コロナ自体が以前より弱体したのか、最初から大したことではなかったか、その辺がはっきりしない。

 しかし人類は感染症との闘いであった、と言う話はよく聞く。人類は同じ人類だけではなく、目には見えない細菌やウィルスなどとも闘ってきたのである。ウィルスなども生存に必死であろうから、また新たな感染症が流行ってしまうこともあるだろう。

 うがった見方だが、コロナワクチンは本当に効果があったのだろうか。
 コロナを政治問題として解決したように思うのである。ワクチンさえ用意すれば国の責任を果たしたことになる。国民もワクチンさえ打てば安心だということになっていった。

 行われることはないと思うが、コロナについて、医学的にも社会的にも詳細な検証がなされるべきだと思う。(了)

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