深夜、久しぶりに地震があった。このところあまり揺れないので心配していたが、東京23区を震源とする震度3。我が町は震度1であった。大きくなくてよかったが、東京23区が震源、というのが不気味である。
あまりブログに書きたいような人物ではないが、書かなければならない。
広瀬めぐみ参議院議員が、公設秘書の給与を国からだまし取った疑いがあるとして、東京地検特捜部は30日、議員会館事務所などを家宅捜査した、と毎日新聞が報じた。
参院議員ともある人が、「だまし取った」、というのである。地検特捜部がそう発表したのか、毎日新聞がそう評価したのか。
議員の広瀬めぐみと聞いてはじめ気がつかなかったが、もしかしてあの「赤いベンツの醜劣者」の女性議員ではないかと思ったら、そうであった。
60歳近くになるというのに、あまり品のよくない色気を漂わせ、外国男性を相手に歌舞伎町のラブホテルで不倫デート。翌朝はそのまま国会へ、という国会議員である。その人が今度は秘書の給料を国からだまし取る。
広瀬議員は事務所の前で報道陣の取材に対し、「まだ事情が何も分かっていないので、事情が分かってから対応します」と述べていたが、すでに証拠隠滅は終わっているのではないだろうか。
そんな説明よりも、ああいうことをする人の顔を、しっかりと見ることができたのはなによりである。
これまたどこかで見たような顔である。まるっきり「無料・見放題」の女優さんのようではないか。鼻と二重が不自然でもある。
勤務実態はないのに家族や愛人を秘書に仕立て、国からの給料を受け取るケースは、広瀬議員に始まったことではない。
多くの国会議員がこのことに手を出す。秘書が必要ということではなく、もらわなければ損だという発想である。
誰かがリークしなければ簡単にバレるようなことではない。
リーク者は身内かな、という気もする。歌舞伎町のラブホテル以来、広瀬議員のご乱行は、止まることがないのではないか。もはや〝官憲〟の手に委ねるしかない。と誰かが判断したのではないだろうか。
広瀬議員は夫ともに弁護士であるらしいが、民事を専門とすれば、弁護士などという職業は情けないものになる。人間の汚いところで食べている職業である。高邁な人格になるはずがない。
私の知り合いで、今では東京でも屈指の法律事務所を経営する弁護士は、弁護士から地上げ屋になった。弁護士など馬鹿らしくてやっていられないと、弁護士に対する社会の信頼を武器に、都内各地で地上げを行い、マンション開発会社や就職雑誌を販売する会社などに地上げした土地を納めていた。
不当な地上げが社会問題となった時、かろうじて名前の公表を免れ、その後もいわば裏稼業の不動産業で財を成した。弁護士は転身のチャンスを狙っているものである。
広瀬議員は有名私大を出て、主婦から弁護士になり、国会議員になった。弁護士になる試験などはそんなに難しいものではない。弁護士など偉い人間ではない。
行きついた先は不倫と詐欺である。もはや社会の信頼を得ることはないであろう。こういう人の不幸は見るのも楽しい。
まだ疑いであるが、国会議員たる者、検察などに疑いをもたれるようでは失格である。いずれもその反道徳性、反社会性というものに気づいていないようだ。
広瀬議員が特殊ということではないだろう。国会議員にまでなってしまうと、思考回路が別仕様になるようである。
夫のある身で外国の男とラブホテルでの不倫。秘書給料の詐取。
「岩手にめぐみを」が、選挙でのキャッチフレーズであった。恵みどころか岩手に救いがたい恥をかかせた。小沢一郎と同じではないか。
あらためて、「これが国会議員か。ふざけるな」である。(了)
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