名優の死と原発不明がん

つぶやき

 仲代達也さんの訃報。いつも年齢を感じさせず元気そうだったのにと思う。肺炎ということだが92歳。高齢者はちょっとした風邪から肺炎で亡くなることが多い。

 仲代さんのことは映画やテレビのインタビューでしか知らないが、「用心棒」と「椿三十郎」では悪役。「乱」では主役ということだが映画そのものがよく判らなかった。

 映画の全盛期、今までにないキャラクターで登場したが、三船の自然体のカッコよさを引き立てたようにも見える。

 私が見ていないだけかもしれないが、人間を深く描いた映画に出演した仲代さんを見たかった。

 奥さんを亡くされたのは60代の半ば。慟哭と言うべき仲代さんの妻に対する悲しみを感じた。

 今日家内は銀座の文具店にカレンダーを買いにおでかけ。一緒の3人の友達も高齢者。物忘れがひどいらしく待ち合わせが大変らしい。

 でも皆さん80前後にもなって銀座でカレンダーを買ってランチとは、健康サプリのコマーシャルに仕えるのではないか。

 家内の留守中、私の学生時代の友人から福岡朝倉産の柿が届く。毎年のことながら見事な柿である。これほどの柿は他に見ることがない。

 それから何分もたないうちに、家内の友人から千葉産の落花生が届く。
 若くしてご主人を亡くされ、今年乳がんの手術をした人である。
 少ない絆を家内に求めているように思う。聞いた話では子供たちが冷たすぎる。

 「医療格差 命にかかわる病院選び」という週刊誌の見出しを新聞の広告で見る。

 私は週刊誌を買うことと、時間貸しの駐車場に駐車代を払うことがなにより嫌いである。

 おととい近くの野球場で、有名というなんとかバンドのコンサートがあったが、たまたまその場所を通った時、野球場の近所にある空き地を駐車場している農家の人達が、「3000円」のプラカードを手にして、しきりに手招きをしていた。

 この人達の駐車を呼び掛ける姿が実に意地汚く見える。人間の動作としてこれほど醜いものはない。車の進行の邪魔をするから轢いてしまおうかと思ったが、そうもいかない。

 病院のことを書くつもりでつい脱線した。
 「医療格差 命にかかわる病院選び」という記事を掲載した週刊誌を買うつもりはないが、そういうことはすでに起きている。

 家内が「経過観察でいい」ということから急遽手術することになったことについて、いわば抗議文ともいうべき文書を送ったが、10日過ぎてもまだ医療機関から返事はない。

 むかしある大きな医療施設の看護婦長さんから聞いたことであるが、病院はやはり東京だそうである。町医者は大きな病院に紹介状を書くだけになってしまったから、あまり信頼しないほうがいい。

 「原発不明がん」という言葉をこのところよく耳にする。森永卓郎氏や山田五郎というタレントさんのがんのことからこの用語が使われ始めたように思う。

 CTなどの放射線による被爆量は、健康に影響するほど多くないと言われてきたが、原発不明がんの原因に、CTなどによる被爆が影響しているのではないか、という研究論文がアメリカで発表されているらしい。

 あり得るなと思うが、まだ研究の段階。そのことを医者に尋ねれば「まだ決まったわけではない」と答えるはず。

 自然界から浴びる放射線と人工的に浴びる放射線は、同じ線量でも人体に与える影響は違うのかもしれない。こういう問題にはもっと神経質になっていいと思うが、どうもどこでも「全く問題ありません」となっている。

 CTは1台数千万円から億単位になるという。
 人の命はそんなにしない。そういう事かな、と思う。

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