「関係者によると、小泉氏は麻生副総裁や自民党を離党した世耕前参院幹事長と相次いで面会し、総裁選での支援を求めたということです」
というニュースがあった。
「ほんとかよ」と、我が耳を疑った。
しかし、小泉自身は面会したかについては言及を避けているということだが、取材に対しこんなことを言っている。
「一人でも多くの方に直接、ご支援のお願いをする、これは私は当然のことだと思います。残り2日、一人ひとりの議員の皆さん、皆さんの気持ちに、心に届くように、もう誠心誠意、私の思いを訴えていきたい」
「有力者が改革派ではないとか、支援をお願いすると忖度をして改革ができないという声もあるが、『有力者イコール改革派ではない』というのは全く違う。次の時代に間に合うようなスピードをあげた政治を実現したいとの思いを一人でも多くの皆さんに伝え、勝利をつかみたい」
と意気込みを語ったそうである。
結局面会したということであり、筋の通った理屈を述べたようで、少しも筋が通っていない話をしたということである。
背水の陣。彼の行動が分からぬわけではないが、それが分かるということは彼に対する失望を意味する。
残り少ない選挙戦。世耕などに泣きつき、致命症となったのではないだろうか。
小泉進次郎に始まり、小泉進次郎に終わるようである。
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