前立腺がんと都知事選挙

つぶやき

 俳優の浜畑賢吉さんが亡くなられた。81歳、前立腺がんのためと新聞には書かれていたが、詳しい状況は報じられていない。

 テレビドラマや大河ドラマにも出演されていたそうだが、まったくと言っていいほどドラマでの記憶がない。ワイドショーにも出ていた人なのだろうか。なんとなくテレビで拝見したことがある、という印象の役者さんであった。

 前立腺がんをいつから発症していたのか分からないが比較的進行の遅いがんといってもこの病で亡くなる人は多い。やはりがんはがんである。
 ネットで前立腺がんを検索したら、「急増する前立腺がんにご注意」と題して、葬儀社が広告を出していた。

 芸能界でも何人もの人がこのガンで亡くなっているが、西郷輝彦氏75歳、渡辺淳一氏81歳で亡くなっている。進行が遅いことの結果がこの歳なのだろうか。 自分がそういう歳になってくると、まだみんな若いではないか、という気になる。

 端正な顔立ちの人だった奥さんと一緒にテレビに出演されたことを憶えている。心からご冥福をお祈りする。

 都知事選の投票率は60%を超えたらしい。最近の都知事選では、猪瀬直樹氏が初当選した2012年12月の都知事選の62・60%以来、12年ぶりの60%台となったようだ。

 蓮舫さんは3位だった。
 現職の小池百合子さんは291万8015票 前回の時より74万票減らしたことになる。
 2位は 前安芸高田市長の石丸伸二氏165万8363
 3位蓮舫氏は128万3262票あった
 元航空幕僚長の田母神俊雄氏は4位だが、得票数は26万769。意外に少ない。
 
 蓮舫さんは勝てなかったが、そのことより都民には馴染みのない石丸氏に抜かれたことのショックが大きいのではないか。
 小池さんとは互角の勝負のはずであったが、得票数は小池さんの半分にも及ばなかった。

 選挙というものは雰囲気である。 候補者のことはあまり分かっていないほうがいい。 美濃部知事のときはそういうことではなかっただろうか。
 蓮舫さんは、名前はよく知られた人であるが、その性格まで都民の知るところとなっていた。 首相を問い詰める国会質問は女流剣士のように切れ味鋭いが、人はそのことで蓮舫さんを認めるということはない。 女性はどこかに可愛げが必要なのである。

 現職の強みとして小池さんには余裕もあったと思うが、ほとんど自ら主張することはなかったようだ。蓮舫さんに対するには、あまりしゃしゃり出ない女性を演じた方が得策だと考えたようである。
 
 小池さんは、前回の選挙でパートナーであった若狭弁護士を切って捨てた。理由は若狭氏が無能であったからであろう。政界の女性風見鶏。 確かに彼女は男を見る目を持っている。
 ニュースキャスターの時からテレビで脚を見せることを好んだようだ。初めての国政選挙に出たときもミニスカートで街宣車の階段を昇ったらしい。

 小池さんは男を見る目持っているし、男に対する自分の見せ方も知っている人である
美脚は見せても馬脚をあらわすような人ではない。()

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