入院中のこと

つぶやき

 脊柱管狭窄症で入院しているときいろいろ事件や話題があった。大きな事件は韓国での群衆事故、話題の一つはNHKアナウンサーの不倫である。

 韓国の群衆事故は150人を超える犠牲者を出してしまった。大事故である。

 群衆によって人が死亡するということはかつて日本にもあったが、なかなかそのような事件が起こることは想像しにくいものがある。なんの凶器も犯罪行為もないのに人が死んでしまう、ということが想像できないからであろうか。

 警察はもちろん警備にあたっていたというが、それは違法な行為を取り締まるもので、群衆を誘導するものではなかった。警察の対応が問われているというが、人の死に対しては何の意味もない。

 警察というところは、事件を未然の防ぐという機能を全く有せず、その役割すら認識していないところである。日本だけではなく、韓国の警察もそういうことであった。

 阿部アナウンサーの不倫。まさかあの人が、と思うのは彼の顔つきのせいでであろうか。顔つきがこうなら不倫はしないはずだ、ということにはなんの根拠もないのだが、しかし彼の顔と不倫はどうも結びつかない。

 受信料で不倫のホテル代を払ったのではないか、などと言うつもりはないが、あの顔を思い浮かべると、裏切られた、という気がする。

 NHKのアナウンサーにはいろいろ事件が報道されてきた。それだけニュース価値が高いということだろう。

 ひと頃、NHKを代表するような人のタクシー運転手暴行事件。以前のNHKの顔とまで言われた人の電車内での女子学生セクハラ行為。災害報道にうってつけのような顔をしていた人のセクハラ行為。
 みんな立派な大人であるが、大人気ないことをやってしまった。

 日本の社会も寛容になってきたようで、NHKを退社しても民放で活躍できるようだ。セクハラをしたアナウンサーには話題性があるということなのだろう。

 阿部さんもそのうち民放のバラエティ番組などに登場することになるのかもしれない。その時彼の顔はどのようになっているのか少々関心がある。

 災害報道にうってつけの顔と言われたアナウンサーが、民放ではそれらしい顔に変わっているからである。人は立ち位置で人相が変わるものである。

 山際大臣が辞任し、今度は自民党のコロナ対策の責任者になった。統一教会との関係を問われ、記憶にない、と答弁を繰り返した人である。

 葉梨法務大臣の言葉もひどい。あのような発言は私的な会合などで出るものらしい。つい気の利いたことでも言いたくなって口が滑ってしまうのであろう。

 「死刑のハンコを押すだけの地味な仕事である」
 なにか支持者の笑いでも取ろうとしたのであろうか。

 これだけ大臣たちの失言が続くというのは、結局政治家としてしゃべる内容がないからではないか。

 安倍元首相の殺害動機は旧統一教会とのつながりであった。犯人の推理はかなり正確だったようだ。

 今頃になって文鮮明の日本の政治家へのアプローチが明白になった。はじめは岸信介との関りである。それから安倍晋太郎につづき、安倍晋三となった。

 秘書から取り込む手口は巧妙である。この状態が何年続いたというのであろうか。
 旧統一教会に関係していた議員はかなりの数になる。相手は韓国の宗教団体である。それが日本にとってどんな意味を持つものであるのか、政治家たちは考えなかったのであろうか。

 選挙の際、熱心に協力するという宗教団体の意図や本性を探ろうともせず利用した。
 選挙に勝つためなら何でもする。本当にこんな政治家たちに日本を任せていいのだろうか。

 これから増税ラッシュが始まる。国にかかる費用は国民が負担するものであるということに、政治家たちは何の疑問も持っていない。少しでも節税しようなどという考えは微塵もない。

 自分の人気取りのために国民にばら撒いた金はすべて税金として回収される。日本の借金は1000兆円を超えているというのに楽観論がまかりとおっている。

 かつての高度成長期の夢を追っているのではないか。日本は以前とは全く違うことに気づこうとしない。(了)

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