偽の売国奴とサブリナ

つぶやき

 旧統一教会の総裁という人の発言が目を引く。どうしてこのような宗教組織と日本の政治家はつながりを持ったのであろうか。
 旧統一教会の記事の中に売国奴という言葉があった。なぜか懐かしい言葉であるが、考えてみるとすごい言葉でもある。

 売国奴はスパイということであろう。売国奴という言葉に鮮烈な思い出がある。昔「偽の売国奴」というアメリカ映画があった。

 実在の人物をモデルにしたという、第2次世界大戦におけるスパイ映画である。主役はウィリアム・ホールデンとリリー・パルマー。

 一人の実業家がスパイになることを強要され、ナチス・ドイツに入り込み連合国に情報を提供する、というだけの筋なのだが、これが実によくできた映画だったのである。
小太鼓の小刻みな連打が、ゲシュタポの恐怖を表現している。
 
 ウィリアム・ホールデンとハンフリー・ボガード。少し前カサブランカのことを書いたから二人のことを思い出す。

 アメリカの映画俳優で二枚目はウィリアム・ホールデンというのが定番だと読んだことがある。と同時にアメリカ映画を代表する男優はハンフリー・ボガードということになっている。
 ジョン・ウエインでもヘンリー・フォンダでもない。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました