中村靖日さんが亡くなってしまった。51歳の若さである。心不全ということだが何があったのだろうか。
中村さんを知ったのはテレビドラマの相棒である。原田龍二が演ずる陣川警部補に万引きで捕まる役であった。
話がずれるが、原田龍二と言えば、陣川警部補のキャラクターにピッタリである。ホテル代がもったいないと、もっぱらマイカーを使って浮気をしていた人だが、ダメージコントロールに成功したようで、今でもテレビに出ている。
相棒のストーリーは、いつもの通り意外な方向に展開していくのだが、中村靖日さんの風貌がこのドラマの内容に合っていて、初めて見た人であるがなにか気持ちに残る人だった。
ドラマの中では影が薄そうな感じを受けたが、現実にそういうことになってしまった。ご冥福を祈るしかない。
石丸伸二氏の評判が一段と良くない。 寄ってたかって叩かれるほど石丸氏は問題が多い人だったようだ。
都知事選に立候補を表明した頃から、いろいろと問題を指摘されていたらしいが、私は気がつかなかった。
小池氏に次ぐ得票を得たことで一躍時の人になったが、単なるバッシングではなく、人格にまで批難が及んでいる。顔つきまで問題があるようになってきた。
しかし都知事選において、政党が支持した候補者を抑えて2位の得票を得たことは事実である。
SNSの発信に若者たちが反応したことに対し、選挙の安易さを指摘する向きもあるが、選挙というものは人気投票のようなものであり、深い根拠がもって投票するものでもない。
小池氏や蓮舫氏のことについて、選挙民は何を知っているというのだろうか。立派なスローガンを掲げたとしても、それが候補者の人間性を表すものでもない。
青島幸男氏は万博中止を公言してそれを実行したが、なにかをやったわけではない。やらなかっただけのことである。
このところ知事や市長のパワハラ問題や失言問題が多い。兵庫県では知事のパワハラを告発した人が自殺している。
知事などのパワハラ問題は、学歴が原因ではないかと思う。
斎藤兵庫県知事は東大。石丸氏は京大である。彼らから見れば、地方公務員になるような人や、地方議会の議員など、とるに足りない人間という認識しかないのではないか。
事実、地方議会の議員などひどい人もいる。石丸氏は居眠りをしている議員に、「恥を知れ、恥を」と言ったそうであるが、言いたくなるような現状なのであろう。
逆に言えば、東大や京大を出た人は地方の知事や市長になるべきではない。
草野球を楽しんでいる人たちに中に、プロ野球選手が入っていくようなものである。
失礼なことを言うが、地方公務員の人達と、東大や京大を出た人では、読解力も数学力も語学力も文章力も理解力も、あらゆることにレベルが違う。
頭のいい人は、頭のいい人でなければできない仕事をやればいいのである。地方行政のトップに立ったところで何ができるわけでもない。
優秀な人も分をわきまえることが必要である。(了)
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