何もしない大臣の椅子がある

つぶやき

 昨日テレビに横田早紀江さんの姿があった。石破首相が拉致被害者の家族らと懇談する機会を設けたらしい。

 北朝鮮による拉致被害があって何年経ったというのだろうか。
 早く解決しなければみんな死んでしまうと早紀江さんが何度も言っていたが、ご主人もすでに亡くなられてしまった。

 拉致問題担当大臣というポジションがある。調べてみると18年のうちに大臣は22人就任している。単純に言って一人の大臣は1年も担当していないことになる。

 拉致問題担当大臣の中で、中山恭子という人に、どういうわけか記憶がある。
 女性であるが被害者のために何かやってくれそうな感じであったが、立派なことを言っていた割には1か月くらいで退任してしまった。

 家族の会はアメリカのブッシュ大統領にも面会している。日本の政治家が役に立たないからである。

 あのアメリカ大統領最悪のボンクラ大統領と言われるブッシュであったが、期待を持たせるものがあった。

 期待と言っても、彼のポーカーフェースのハッタリ顔だけのことであった。結局何もなく現在になってしまった。

 被害者家族の方には申し訳ないが、日本政府には解決能力がない。
 
 政府は「拉致問題対策本部」なるものを設置しているが、被害者家族の政府批判や言動に対する「対策本部」ということらしい。

 横田早紀江さんを見るたびに心が痛む。

  

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