例えば松本人志のようなお笑い芸人や中居正広といったタレントたちと、テレビ局との関係というものを、彼らの不祥事を機に考えることがある。
先日、渦中のフジテレビのBSで、25,000円の風呂無しアパートに住むお笑い芸人のノンフィクション番組を見たが、芸人は売れなければ悲惨である。
松本人志にしても中居正広にしても、売れない時期というものがあったはずである。
人気者になれば、テレビ局のお偉い方たちが玄関でお出迎え、お見送りをするようになるらしい。
そうなれば一生遊んで暮らせる金を手にし、女性に9000万円もの示談金を払うことができる。
売れる芸人になれば天下を取ったようなものである。
中居正広の女性関係の悪質さが報じ始められている。
彼はNHKの紅白の司会もやったことがあるらしい。国民的番組と言われる紅白に中居を起用していた。知らなかったで済ますことなのであろう。
中居の女性問題にフジテレビは関与していたのかどうか。社長は一貫して否定している。
企業というものは社員に結果を要求するが、手段には何も言わないものである。会社の知るところではない。社員はいつも詰め腹を切らされる。
孤独死した従弟の法的手続きにやっと目途が立ったので、今日は半日陥没事故のニュースを見ながら過ごした。
相変らずコマーシャルがひどい。岡田准一という役者は不動産会社のコマーシャルに出ていると思っていたら、別の商品の宣伝もしている。
余貴美子という女優さんはなかなか演技のうまい人と思っているが、住宅買取の宣伝に出ることもあるまいと思う。あのにこやかな顔は何を考えているのかと思う。
役者たちはコマーシャルに出るためにドラマ出演をしているようである。
テレビにしてもネットにしてもコマーシャルがひどすぎる。
中居正広の問題。フジテレビだけとは思えない。
文春は記事を訂正した。これで潮目が変わるという見方もある。
林芳正官房長官が今日の定例会見で「現下の状況等を踏まえ、当面フジテレビへの広告出稿は見合わせる」と発表した。
政府も広告をしていたらしい。
政府なのであるから、事がもっとはっきりしてからでもいいと思うが、何故この時期に見合わせるのか。
世の中のトレンドに遅れまい、ということなのか。
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