今日は成人の日。成人の日は1月15日がいい。
幼児の頃から知っている近所の娘さんが、午後2時過ぎ頃晴着姿で我が家の前を通る。
中学生くらいのときか、我が家を見たいと母親と一緒に来たことがある。
成人式に出て、それからお宮参りをして、家族と食事をして、その帰り、という感じ。その娘さんの後には母親と、おじいさん・おばあさんがヨタヨタと続いていた。
この娘さんの母親も子供の頃から知っている。結婚してわずかの間に子を産み、あっという間に離婚した。
その子の子が成人式。私も歳をとった。
家内がスマホに入力してある娘の成人式の写真を私に見せた。
30年以上も前の、振り袖姿の娘の写真。皇居半蔵門近くの東條会館で写したもの。若さに満ちた娘の姿があった。
あの日、母も姉も、義父母もいたあの中華料理の食事が懐かしい。
娘の彼氏も招待したが、次から次とでてくる料理に気をとられ、会話にも気はそぞろ。椅子から中腰になって料理を皿に取る姿が記憶にある。あの姿は今でも変わらない。
でも悪い人ではなかった。あの宴席に招待してよかったと思う。
私は成人式に出ていない。姉が成人式に行った日のことを鮮明に覚えている。近所に一緒に参加する友達がいるわけではない。一人での成人式。
ひと通りの格好をして、区役所の用意した会場に出かけたが、どんなものだったのだろうか。楽しかったのだろうか。祝い膳の記憶はない。
最近姉のことをよく思い出す。娘時代、娘らしい楽しみを何ひとつ経験することなく生きていた。
娘の写真を見て、「娘時代」という言葉を思った。男には「息子時代」というものはない。
娘がいい「娘時代」を過ごしていてくれたのならよかったと思う。
私はあまりいい「父親時代」をやってこなかった。
では今晩も地震がないことを祈りつつ。



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