「人生の後悔のランキング」というのがネットにいくつか載っている。
当然1位はどれも「もっとお金を貯めておけばよかった」ではないかと思ったが、しかしどのランキングを見ても1位ではない。
いくつかのランキングでダントツの1位となるのは「もっと夢を追いかければよかった」「やりたいことをやらなかった」という人生の夢や目標を諦めたこと。
他には「健康を大事にしなかった」「もっと勉強しておけばよかった」がある。
「もっとお金を貯めておけばよかった」が2位になっているのがあるが、大半は5位前後に位置している。
「もっとお金を貯めておけばよかった」のが1位にならないということは、高齢者はあまりお金に困っていないということである。お金がなかったら夢も健康も勉強も後悔している暇などない。
2,000万円問題以来、老後の生活にいくら必要か、ということが話題になったがどうも今ひとつピンとこない。他人のことはどうでもいいのだが、日本の高齢者は裕福なのか。
コパイロットに聞いてみると、《65歳以上の人がいる世帯は、日本の全世帯の約半数。「暮らし向きに心配がない」と答える高齢者は 68.5%います。高齢者の貯蓄は比較的多く、貯蓄の中央値は全世帯の 1.4倍 とされ、資産を持つ層と言えます》
「暮らし向きに心配がない」という高齢者が7割弱を占める。豊かな社会と言っていいのだろう。
高齢者が、「もっと夢を追いかければよかった」と後悔する。分かる気がするが、しかし本当に追いかければよかった、という夢を持っていたのだろうか。
これは後悔ではない。「もっと夢を追いかければよかった」という高齢者の負け惜しみ。
高齢者は「夢を追いかけなかった」から「暮らし向きに心配がない」のである。夢を追いかけていたら年金は国民年金だけ、貯金などできるわけがない。



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