昨年の出生数は70万5809人。統計を取り始めた1899年以降、速報値ベースでは10年連続で過去最少を更新したことになるそうだ。
しかも、国の機関が23年に公表した将来推計人口(中位推計)では、出生数が約70万人になるのは2042年のことで、それからするとおよそ17年も早いペースで少子化が進んでいることになるという。
岸田元首相が「異次元の少子化対策」と言っていたが、岸田さんが退任しても少子化対策はされているのだろうか。
子供を生みたいという気持ちがなければ、子供が生まれるはずはない。少子化対策とはなんなのか。
人口ピラミッドというグラフを見ていて気がついたことがある。
団塊の世代は820万。団塊ジュニアが970万。団塊ジュニアの子が540万人。ジュニアの子がずいぶん少ない。
団塊ジュニアによって第三次ベビーブームが来るはずが来なかった。
この世代、「バブル崩壊」「就職氷河期」「非正規雇用」。
そんなことから結婚に踏み切れない人が増えたということもあったし、結婚しても子どもを“1人か0人”にする傾向もあった。時代が変わった時代だった。
そう言えば私と同じ団塊の世代の知人で、子供が大学に入れなかった、という話を何人からも聞いたことがある。気がつかなかったが、団塊ジュニアは団塊の世代より多かった。
しかし子供が大学に入れなかったという知人は、みんな頭がよさそうには見えなかった。
衆院選が終わって3週間近く経つ。なんだかんだといちゃもんをつけたところで自民党は圧勝。高市首相による、手をつけられないほどの横暴な政治が始まるのではないか。
山口二郎さんが、「戦後の左派革新勢力の終わりを象徴する選挙だったと言える」と記者のインタビューに答えている
山口さんはかつて民主党のブレーン。新聞の見出しは、「政権交代、ちょっと無理 政治学者山口二郎さんの諦め」となっている。
山口さんは今回に選挙による自民党圧勝と野党壊滅の原因に、国民が好戦的な政治家を求めていること、10年前は安保反対の運動をリードした若者が率先して高市政治を支持したことをあげている。
「親からいろいろ聞いて、引き継いで、やっぱり戦争をしてはいけないんだという前提から政治の在り方を考えてきたわけですけど、そういう前提がやっぱりもうないわけですね」
戦争を知っている人はほとんどいなくなったし、聞くこともなくなった。
「戦争は二度と繰り返してはならない」と言うが、日清・日露の戦争のときはそんな言葉はなかったらしい。
中国人などに馬鹿にされたくない。「核を持って中国を脅すようにならなければ、大日本帝国としてカッコがつかない」私もそう思う。
戦争は行った人しか分からない。


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