ときどき「ラジオ深夜便」というNHKのラジオ番組を聴くことがある。
文字通り深夜放送であるから一晩中放送しているが、3時からの歌番組を聴くことが多い。
年代、歌手、作曲者、作詞者、ご当地ソングなどに分けて特集している。
リスナーは高齢者ということになっているようで、ほとんど懐メロの曲ばかりである。
歌手を紹介するとき、「この曲で紅白への出場を果たしました」、「紅白には○○回出場しました」、「紅白のトリを務めました」というコメントが必ず出る。
そんなコメントを聴くたびに、紅白ってそんなに偉いものだったのかと思う。
今年も紅白をやるようだが、1日も早くあんなものは止めた方がいい。
4時からはインタビュー番組になる。時の人などに番組のディレクターがインタビューする。先日はがん治療をしていた秋野暢子さんが出演していた。
この時間帯を最後まで聞いたことがない。率直に言って聴いていてイヤになってしまうのである。
面白いインタビュー番組というものがなかなかない。
以前も触れたが、インタビューすることが嫌でNHKのアナウンサーをやめた女性がいる。
インタビューは悪いことでも不愉快なことでもないはずだが、NHK的なインタビューを強要されるのではないか。それが嫌でやめたのではないだろうか。
「NHK的」。なんとなく間違いのないものとして受け入れてきたが、結構怪しいものではないだろうか。
「紅白歌合戦」。なんでいつまでも「合戦」なのかと思う。
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