介護保険によるリハビリを受けることにした。
市役所の介護保険課とか地域包括センターとかケアマネージャーとか通所リハビリとか、良く分からないまま何ヶ月か過ぎて、そういうことになった。
一歩一歩確実に老いに向かって進んでいる気がする。しかし老いは確実に進みたくない。
昨日は久しぶりに川越の水上公園に行った。久しぶりに行ったのは駐車料金のことからである。
この公園は夏場、プールを営業している時は駐車料を取る。プールが終わればタダとなる。夏場はプールを利用せず公園に行くだけなのに駐車料を取る。景色はなかなかいいのに理屈の通らない公園である。
この公園で4,000歩近く歩いて、いつもの公園に行くことにした。車で移動する30分近くの間に、どれだけ疲労が回復するのか試したかったからである。
私は駐車料を払うのが嫌いである。好きな人はいないと思うが、人の弱みにつけ込んで、と思うのである。
時間貸しの料金設定や24時間貸しの料金を見るたび腹が立つ。
駅付近では15分に付きいくらであるものが、駅から離れれば15分の料金と1時間の料金が同じ場合がある。
24時間貸しでも場所によっては500円以上の差がある。
腹を立ててもしょうがないと言われればその通りであるが、人の不便に付け入っているから腹が立つ。
国営の公園の駐車料が入場料より高い、電車で来る人は電車賃を払っているのに車で来る人がタダでは許せない、とでもいうように高い。
国営公園ならば入場料も駐車場も無料にすべきだと思うが、無料にすると人がきすぎてしまうということなのだろうか。
高速道路も、開通当初は何年か後には無償にする、という触れ込みであった。無償どころか値上げさえしている。そうしないと利用者が増えてしまうからだそうだ。
スーパーの買い物袋が3円だの5円だのという。もともと環境保全のためにレジ袋の廃止から始まったことである。
料金を取れば買い物袋を持参するだろうということだと思うが、ちょっとコンビニで、というときに買い物袋など持っているはずがない。3円や5円ということであればみんな払ってしまう。
レジ袋は1枚1000円とか1万円にでもすればいいのである。スーパーも1枚3円の袋で儲ける気はないだろうが、負担が減るのだから得したことになっているはずである。
仕返しをすればよかったなと思うことがたくさんある。人生仕返しをするようでなければだめだと思う。後悔が残る人生は不健康である。
名作と言われるものは日本でも外国でも仕返しつまり復讐劇であることが多い。やはり人生には仕返しは大事なことなのである。
「仕返しばかりしてきたではないですか」、と家内は分かりもせずに言うと思うが、そうでもないのだ。
商売というものは屈辱に堪えざるをえないものであり、人間関係はちょっとスキを見せると言いたいことを言わせ、やりたいことをやらせてしまうことになる。
なんとか生きているうちに仕返しをして、穏やかな美しい老後を過ごしたいと思う。(了)
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