バイデン大統領が撤退した。当然のことである。酔っぱらっているのに運転して帰ると言い張る年寄りのようであった。
共和党はなぜトランプを候補指名するのか。彼の危険性は十分判っているはずだ。
トランプの顔には知性も理性もなく、あるのは暴力とセックスだけ。
体操のオリンピック女子選手が出場を辞退することになった。飲酒と喫煙が理由ということだが、誰かがリークしたらしい。
豊田会長の、「頑張ろうという気にならない。ジャパンラブの私が日本脱出を考えているのは本当に危ない」、という発言に対して、Ｘ上では反発の声が殺到しているらしい。
「とっとと出ていけよ」「お坊ちゃん豊田章男の逆ギレ自己正当化、ほんとに滑稽だな」 「今すべきなのは己の不正と正面から向き合うことであるはず」、というようなことが掲載されているらしい。
豊田会長が言っていることが正しいと思っているわけではない。豊田会長が言っていることが理解できるということである。
「とっとと出ていけ」というのも分からぬことではない。しかしとっとと出ていかれたらその投稿者も困ることになる。
「イヤ俺は困らない」と言うのであれば、日本経済について無知ということである。
「己の不正と正面から向き合うべき」などと聞いた風な口をきくな、である。
トヨタが日本経済に貢献していることは認めるべきことである。
小林製薬の会長・社長親子が辞任した。紅麹問題の責任を取るということらしい。
「消費者の安全を最優先に考えることができていなかった」、と検証委員会は、会社の対応の遅さ、管理体制の杜撰さを批判した。
「製薬会社が消費者の安全を考えていなかった」。そうであるなら何を考えていたのだろうか。
この親子は会社を辞めてもなんの不自由も不利益もない。悠々自適に老後を送ることだろう。ビッグモーターの親子と同じである。
責任をとって無一文になる、というのが本当に責任をとるということである。「あとは知らねえよ」、というのが辞任ということである。
健康サプリで健康を害し死亡する。あってはならにない事が起きた、などと決まり文句で片づけられることではない。
経営者は、それこそ未必の故意による殺人罪として罪に問われるべきである。
小林製薬と言えば、エデイケアという勃起不全に効くという薬を販売している会社であるが、これもサプリメントであった。
こちらの方でもいろいろ被害が出ているのではないか。物が物だけに、あまり口には出せないと思うが、成分の間違いで効きすぎてしまったら、被害者はいるのだろうか。
サプリメントなるものは人の弱みにつけこむものである。人を死なせてまで弱みにつけ込んではタチが悪い。
広告によって会社は有名になっても、やっていることは一族郎党の利益確保である。
日本には名実ともに大会社というものは存在しないのである。（了）
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