昨夕、日航機衝突事故のニュース画像を見ていて、やっと非常口を確保し、乗客が恐怖の中脱出というとき突然画面がコマーシャルに変わった。もちろん事故とは何の関係もないCMである。テレビ朝日のニュース番組でのことである。
突然のコマーシャルはよくあることではあるが、これほどの人の命にかかわる緊迫した画像の放送中にコマーシャルに切り替えるとはどういうことであろうか。人の命を見世物としているからではないか。見世物を見るにはお代を払え、ということと変わりはないではないか。こういうのをなんと言ったらいいのだろうか。もしテレビ局の偉い人が謝罪したとすれば「一部の社員が仕事熱心なあまりにやってしまったことで」とでも言うのだろうか。
地震などの被災地における避難所でのセクハラ行為が指摘されている。まさかと思うがまさかではないようだ。東北大震災の時における被害者が声を上げている。まさに鬼畜同然のことが行われていたことになる。
日本人は節度を守り、他人を思いやる民族ではなかったのか。災害時の美談はすぐに報じられるが、こういう話はなかなか報道されない。裏付けが必要なのかもしれないが、こういう話の裏付けは難しいことと思う。
大阪万博が計画されているらしい。大阪万博については全く関心がなかった。どこが主催者なのか。国なのか大阪府なのか自民党なのか大阪維新の会なのか。新聞やテレビで関連ニュースが流れるたびに「そんなことやっているんだ」と興味すら持たなかった。
大阪府の吉村知事が、大阪万博の費用を能登半島地震の被害対策に回してはどうかという指摘に対して、地震救援と万博は二者択一ではないと答えた。
確かにそのとおりであるが、この問題はそれだけ能登半島地震の被害救済に急を要し、費用を必要とするということである。立場上万博をやめるとは言えないであろうが、万博が国民にとって大して重要なことではないことが明らかになってしまったようだ。
なんのための万博か。世界的にも、もはや万博の時代は終わったのではないだろうか。
「東京にはオリンピックがある。大阪には万博がある」。そんなことを考えているような時代ではない。
地震の被害地を空からの映像で見ると、本当に日本は山のふもとを削り取って道路にし、山を背にして家が建っていることが判る。地震でも大雨でも土砂崩れが起きてしまう地形である。
山は動かぬものと思っていたが、何年か前の新潟県中越地震では山全部が陥没した。
被害地に救援物資が届かないらしい。北陸は雪の予報が出ている。我慢してもらうしかない。
ブログを始めて1年半近くなる。便通とボケ止めのために始めたものだが、便通には効果があるがボケ止めはどんなものだろうか。
文章は論理である。論理はつながりである。文章をつなげていくことが難しく思えるようになってきた。
長文で論理明快な文章を書きたいと思っているが、どうも安易に流れている気がする。短文にしてしまってはメモ書きと変わりない。
1行前の文章の内容を受けた文章が書けなくなったときは要注意である。そういうことからすれば、もう少しブログを続けてみる価値はある。(了)
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