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ネット上の記事の見出しであるが、全部コマーシャルである。ネットの広告には何の規制もないのか、男性の勃起薬に関するものなどは写真も含めて特にひどいものばかりである。
だいたい記事とコマーシャルが同じ見出し欄に掲載されていることがおかしいが、そんなことを言ったところで通用する世界ではないだろう。
卑猥な写真なども含め、ネットの掲載内容には良識ある規制がされてしかるべきである。
広告というものは言ってみれば押し付けである。テレビでの広告ではひところイメージ広告というものがあり、なんの宣伝なのか分からないようなものがあったが、CM製作者たちも押し付け的な品のない広告というものからの脱却ということも考えたのであろうか。
しかし世知辛い世の中なのか、広告はますます押し付けになっている。
年末ジャンボ宝くじのCMソングが聴くに堪えない。見なければいいことは判っているが、「ジャジャジャンーボ」と追っかけてくるからすぐにテレビを切っても間に合わず頭に残ってしまう。妻夫木という役者がどうしようもなく軽薄に見える。
何事も出過ぎることはよくない。横澤夏子というお笑いタレントは、普通の娘さんのようで好感の持てる人であるが、顔をゆがめて狂女のような行動は、何を意図してそういう演出をしたのか理解に苦しむ。
せっかくのキャラクターを壊してしまうように思うが、あれでいいのだろうか。
昔を懐かしむことになるが、レナウンの「わんさか娘」をよく思い出す。私が10代のとき話題になったCMソングである。
作詞作曲は小林亜星氏。寺内貫太郎一家の太った姿が印象にあるが、なかなか新しいセンスを持っていた人らしい。
広告は押し付けなのであるから、押し付けないようにした方がいい。
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