つまらないことは考えないほうがいい

つぶやき

 つまらないことを考えるしか考えることがない。 
 仕事をやめ、人と交わることもなく、筋力低下の脅迫におびえて、ハツカネズミのようにウォーキングコースを周回する生活では、まともなことが考えられるはずもない。自分のブログを読み返して、なんとも情けない気持ちになる。

 しかしブログはボケ防止と便通のために始めたことで、ボケ防止の効果はまだ分からないが、便通には確かにいい。
 椅子に座り、直腸に刺激を与えるという事は便意に効果があるようだ。

 毎日行きたい時に行って、出すものを出せることの幸せは、生きる上において最上のものである。災害避難所のトイレを経験をすることのない人生で終わりたい。

 テレビ番組「相棒」の、杉下右京さんが足しげく通う小料理屋さんの女将が森口瑤子さんになっていた。

 初代は、高木沙耶さんが演じる宮部たまきさんであり、2代目は鈴木杏樹さん演じる月本幸子さんであった。
 店の名も、「花の里」から「こてまり」に変わったらしい。
 
 高木沙耶さんのたまきさんは、以前右京さんと結婚していたという設定になっていたが、この小料理屋の女将にとても似合っていたと思う。3代目の森口瑤子さんという女優さんもなかなかいい。

 という事は、2代目女将の鈴木杏樹さんは似合わない、という事を言っていることなる。

 鈴木杏樹さんが女将に似合わないという事はないが、月本幸子としてこのドラマシリーズに登場した経緯からすると、小料理屋の女将とするには無理がある。
 タスキをかけることもない着物姿は美しいが、着物の袖が手首にあって料理を小鉢に分ける仕草は不自然である。

  「花の里」から「こてまり」になった女将は、元赤坂の芸者であったという設定らしい。
 相棒は夕方の再放送でしか見たことがないから、新しい女将はまだ1回くらいしかお目にかかっていない。
 やはり着物姿での出演であるが、料理の仕草が自然でほっとしている。

 しかし以前も書いたことだが、亀山薫さんが全く成長していない。
 相棒がスタートした時の衣装からセリフの言い方からキャラクターまでそのまんまである。
 確か何か新しい人生の発見を求めてアフリカに行ったのではなかったか。

 相棒はよくできた筋書きが魅力だが、おおざっぱなところもある。

 細かいところまで気になるのが右京さんの癖であったが、それが事件解決につながるのであるからいい癖である。

 つまらないことが気になるのが高齢者の常である。つまらないことが気になったところで何もない。だから高齢者は行き詰って癇癪持ちのようになってしまう。
 なんとか楽しいことを見つけなければいけない。

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