だから言わんこっちゃない

つぶやき

 「だから言わんこっちゃない」は年寄り口癖のようなものであるが、何事にも悪いことばかり考えているのだから当たってあたり前で、「だから言わんこっちゃない」とエラそうに言えるものでもない。

 埼玉県八潮市での道路陥没。まだ運転手は救出されていない。
 昨夜午前3時に、ガス管損傷の恐れがあるとして半径200メートルの住民に避難指示が出されたらしい。
 
 日常見慣れた交差点での重大事故。被害者をなかなか救出できないし、陥没は広がっているようだ。住民にとっては恐怖そのものである。

 以前も陥没事故があり、近くのマンションが傾くというようなことがあったような記憶がある。 

 高速道路の路側帯を何もない時に見ると、しっかりと工事されているものだと思うが、崩れた状態を見ると、道路とはこんなに簡単に作ってあるのかと思う。
 
 こういう事故が起きるたびにインフラ危機が叫ばれる。高度成長期から50年。あらゆる生活基盤が老朽化している。

 昨年の出生数は70万人を割るらしい。2000年は119万人。2010年は107万人。2020年は84万人。 
 因みにと言ってもなんの意味もないが、団塊の世代のピークである1949年は269万6千人。

 「私は、少子化は我が国の社会経済全体に関わる問題であり、先送りのできない、待ったなしの課題であるとの思いから、不退転の決意で取り組んでまいりました」と言うのは、岸田前首相の令和5年での発言である。

 少子化問題は国の衰退に関わる。岸田さんの考えは石破内閣に引き継がれているのだろうか。こども家庭庁を創設したらしいが、少子化問題はインフラ問題である。

 三原じゅん子議員が少子化対策の特命担当大臣に任命されているが、勝手な想像で申し訳ないが、この人は八紘一宇を口にすることで精いっぱいの人である。

 日本はますます、「だから言わんこっちゃない」という国になる。

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