名古屋の若い警察官は、「荼毘に付す」という言葉を知らなかった。「公証人」という言葉も知らなかった。
そういうことを知らなければ警察官になれないということはないから、別にとやかく言うことでもないが、人の死に遭う仕事。「荼毘に付す」という言葉くらいは知っていた方がいいのではないか。
いとこの突然死に関することを今週続けて書いているが、警察は死体の本人確認をしなかった。
何のために緊急連絡先である人間を呼び出したのか。
この死んだ人は誰なのか、を確認するためだと思うが、死体を見せて、「この人は○○さんに間違いないですね」、という確認はしなかった。
ただ死体を早く持って行ってくれというだけであった。
事件性さえなければ警察にとって死体は誰であろうと関心はないらしい。
確かに警察とはそういうものであっていいのだろう。
どうもこのところ気持ちがいら立ってしょうがない。
死んだ人間の住民票1枚取るにしても、申請書など何枚も書かねばならず、添付書類を何通も取り寄せなければならない。
正確を期すということであろうが、役所の責任逃れのためでもある。
真っ当な申請人には面倒な手続きを課しておいて、いとも簡単にDV亭主に、別れた妻の住民票を交付してしまうようなことをするところである。
銀行などでトイレを借りると行員がついてくる。普通銀行には客用のトイレがないから、客は銀行の事務所内を通ってトイレに行くことになる。
銀行にしてみれば厳重な管理をしているということなのだろうが、銀行員の横領や窃盗事件があると笑ってしまう。客を警戒するより行員を見張るべきではないか。「獅子身中の虫」という言葉もある。
世の中ますますいい加減になっているような気がする。
近所のホームセンターで風呂場やシステムキッチン、トイレのリフォームなどを依頼してきたが、杜撰な工事が多い。
それをホームセンターに伝えたが、工事はホームセンターの社員がするわけではなく、出入り業者がする。
最近の出入り業者は人手不足ということもあり、昨日雇い入れたような素人職人に施工をさせるようなこともあるらしい。
ホームセンターの担当者は、リフォームを依頼するなら当社のようなホームセンターではなく、ちゃんとしたリフォーム会社に依頼した方がいいという。
バカ言うなと言いたい。地元のホームセンターとして大々的に広告を出しているではないか。ちゃんとした工事ができないというなら、「リフォーム承ります」の看板ははずせ、と言いたい。
社員に責任感がない。「ウチに頼まないほうがいい」というのは誠意でも正直でもなく、「私はこの会社に長くいるつもりはないから」ということである。
こういう社員たちが社員をしているのが、地元のホームセンターであり、スーパーであり、デパートでもある。
あそこもダメだな、と思うのは店の閑散ではなく、社員の言葉である。
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