つぶやき

ミツバチと日本人

 我が町にシンボルと呼べるような建物はないが、唯一大きな建物であったス―パーマーケットが閉店する。    開業して40年以上経つはずである。  A館B館と売り場面積は広く、開店の時は売れっ子芸人も来て華々しく開業したが、10数年前から...
つぶやき

がん検診、不倫報道

 昨日はがん手術後1年の検診であった。10人ほどの医師と研修医が診察室にいた。  ファイバースコープが鼻から入れられ、いつものように視診。結果は再発していない、PET検査の結果も異常なし、とのこと。私は深々とお辞儀をして診察室を出た。 ...
つぶやき

世 事 諦 感

 諦観とは全体を見通して事の本質を見きわめること、ということであることを先日知った。物事を諦めるということではないらしい。そのため諦観ではなく諦感とした。  念のため辞書で調べてみたら諦感という言葉はない。近い言葉に諦念というのがあっ...
音楽

春 の 夢

 桜が散り始め、木々は新緑の季節を迎える。春爛漫。春眠暁を覚えず、である。春の夢。きれいな言葉である。夢は春が似合う。しかし楽しさや憧れだけではなく「ただ春の夜の夢の如し」という、はかないことの譬えにもなる。春の夢は本来この意味のことを指し...
音楽

音楽・音学・音が苦

 坂本龍一氏が亡くなられた。生前遺書めいた本を出版されていたこともあり、覚悟の旅立ちなのであろう。  中咽頭がんを発症し、それは寛解したということだが、その後直腸がん、転移がんに苦しんだようだ。ご冥福をお祈りする。  私は坂本龍一氏...
つぶやき

空白の1日

 テレビで野球解説をしている江川卓さんが、今年68歳になるという話を聞いてびっくりである。まだ40代くらいかと思っていた。  考えてみるといわゆる江川問題というのは私が30歳の頃であった。  私と8歳違い。あれからずいぶん月日が経っ...
つぶやき

不愉快さの彼方に

 若い人は思い出をつくるが、年寄りは思い出をたどる。  年寄りには未来は語れない。当然のことながらブログは思い出話が多いことなる。  せいぜい今を語れば庭の花か、まつりごとに対する憤慨ということしかない。  また近所に住む知人の訃...
つぶやき

サリンの被害者

 先月地下鉄サリン事件の報道があった。地下鉄の職員であったご主人を亡くされた夫人がテレビに映っていた。  どうして今地下鉄サリンの報道が、と思ったが、あの事件は28年前の3月であった。  あのような事件を起こす集団が、この日本の社会...
つぶやき

過ぎた1年、新しい1年

 4月になった。今年も4分の1が終わったことになる。我が家のささやかな庭にもいつの間にか女房好みの花が咲き始めている。きのう八百屋さんが、いいものが手に入ったので、とソラマメとタケノコを届けてくれた。目と口の春がいっぺんに来たようだ。ここだ...
つぶやき

思惟はしいと読む

 夜間高校の国語の授業で、思惟をしすいと読んだ同級生がいた。  椅子に座っていた先生が、これはいけない、という感じですぐに立ち上がり、黒板に思惟と書いて、これは「しい」と読む、と生徒たちに説明した。  私は同級生が「しすい」と言...
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