riemon

つぶやき

近事遺し書き

 この冬電気代の高騰から、寝室のエアコンをつけずに寝ていた。夜中、手の冷たさに気がつく。  やっとここ何日か、朝の気温が10度を超えてきた。まさに「春眠暁を覚えず」でよく眠れる。  テレビは滅多に見ないが、昨日のニュース番組はすべて...
つぶやき

分からないままの人生

 大した人生を送れるはずもない人生のスタートであったから、経験してきたことも大したことはない。  大した人間にもめぐり合わなかった、と言っては不遜になるが、人は自分と同じレベルでつき合い、寄ってくるものである。人に対する不満はすなわち...
つぶやき

代打ではなく代走

 源義経は「後(のち)の世の語り草にせい」と言って衣川の戦いに臨んだ、と村上元三氏は小説に書いている。  新しい「後の世の語り草」が誕生したことになった。メキシコとのWBCの試合における日本の劇的な逆転サヨナラ勝ちのことである。 ...
つぶやき

子はかすがい

 〝子はかすがい〟という諺がある。子供の存在が夫婦関係を保ってくれるという意味で一般に使われている。  悪い意味ではないが、子供の存在が夫婦関係を保ってくれるということであるなら、あまりいい言葉ではない。  物心ついたときに両親...
音楽

弦楽のためのレクイエム

 弦楽のためのレクイエムをはじめて聞いたのは中学生の頃だったと思う。  武満徹が自分と同じ結核を患う友人の死に際して作曲した、ということになっているが、武満さん自身がいろいろなことを言っているから本当のことは知りようもない。  静寂...
つぶやき

春 な の に

 多分30年以上も前に買ったものと思うが「決定盤抒情歌」というCDをたまに聞く。  あざみの歌とか浜辺の歌が入っている。5人の女性歌手と女声合唱団で20曲が歌われている。女性歌手のうち私が知っている人は3人である。  歌と言うの...
つぶやき

浄められた夜

 「浄められた夜」という曲がある。ちょっと気になる曲名である。  シェーンベルグが25歳の1899年に、弦楽六重奏、弦楽合奏で演奏するために書いた曲である。現代ではピアノでも演奏されるらしい。  男と女が寒々とした月明かりの林の中を...
つぶやき

美 容 整 形

 韓国の大統領が来日している。徴用工問題など大きな問題を抱えて、日韓関係は最悪な状態だと言われているが、私の関心はそのような難しいことにあるのではなく大統領夫人のことである。  大統領が一目惚れしたという美貌の持ち主である。  確か...
つぶやき

妻の誕生日

 きのうは妻の誕生日であった。娘や妻の友人からいろいろ贈り物が届いた。  妻の誕生日を忘れてはいないが、毎年「今度のなん曜日は誕生日なんだあ」という妻の言葉と「あ、そうだった。じゃあ、なんか買わなくちゃ」という私の言葉との会話を繰り返して...
つぶやき

人間の証明

 「人間の証明」という映画は森村誠一氏の小説を映画化したものであるが、1977年に映画化されたというから46年前ということになる。私がちょうど30歳のときということになる。  テレビでしきりにこの映画の宣伝がされた。麦わら帽子とか、キ...
タイトルとURLをコピーしました