中断する救助活動

つぶやき

 今日は2月2日であるが節分。閏年のようなもので時間を合わせるらしい。
 私は豆まきをやらないが家内はひとりでやる。朝、玄関先に豆がまかれているのを見ると、行事というものを思う。

 ひと頃よりは恵方巻の宣伝が少なくなったように思う。恵方巻のいわれについては、あるコンビニ会社が縁起を勝手に作って発売を始めたという説があるが、思いついたのは商品開発担当者が大阪あたりの場末の芸者茶屋で遊んでいた時であるという話が有力であるらしい。

 コンビニが社員やアルパイトにノルマを課して恵方巻の販売に乗り出したが大量に売れ残り、それを処分したニュースはまだ記憶にある。
 ある方角を向いて一気に食べるなどと、勝手に縁起作法を作ることは不当表示である。消費者だってバカではない。恵方巻などやめるべきである。
 こんな話に付き合っていられない。
 
 八潮市の道路陥没事故から今日で6日目。穴は当初5メートルから50メートル近くにまでなってまだ拡大するらしい。
 
 穴に重機を入れるスロープが完成したが、穴の水の状況が変わり危険性が高まったことで、重機での救助活動はまた中断したようだ。

 「救助活動」と言わざるを得ないのであろうが、なんとも空疎な言葉である。
 トラックの男性運転手を最初の段階でなんとか助け出すことはできなかったのであろうか。
 
 救助活動を非難する気は毛頭ないが、人の想像を超えた事故が発生することを教訓としなければならない。

 74歳のトラック運転手。トラックが何十人も園児の乗った幼稚園バスであったら。
 
 誰が事故に遭ってもあの道路陥没はあってはならない重大な事故なのである。

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