暫定は恒久

つぶやき

 ガソリンの暫定税率が廃止される。政府のやることだから信用できないが、この年末にはそういうことになるという。

 暫定税率が廃止されれば27円ほどガソリンが安くなる。百何十円という価格において30円近い金額が減るのは大きい。

 しかし暫定税率とは何なのか。暫定は暫定が終われば不必要になるものだが、それがどうして何十年も暫定が続いたのか。暫定がいつの間にか一般財源になっている。

 暫定税率を廃止するとどうして「代替財源の確保」なるものが必要になるのだろうか。これが判らない。暫定であるものを流用していたということではないか。

 暫定税率だけのことではなく、ガソリンの価格設定というのがひどい。価格の半分以上が税金。それに税金に対して消費税をかけている。こんなことが何十年も是正されない社会というのはどういうことなのか。ふざけた話である。

 2万円の給付金というのはどうなったのか。自民党の選挙公約として掲げたのであるから実行すべきだが、チャラにするのではないだろうか。

 民主主義なるものは責任を取る者がいない。石破首相ももう少し考えのある人かと思っていたが、後ろから鉄砲を撃つ人の域を出ていない。

 新しい内閣が発足して、初めて女性総理大臣の誕生。一国民として温かく見守るべきだと思うが、どうも高市さんはダメである。

 そういえば昔から総理大臣を「我が国の立派な総理大臣」として見上げたことがなかった。

 本来総理大臣は尊敬されるべき人。小学校などで時の総理大臣の話でもして、子供たちが「立派な人なのだ」と思うようにしてもいいと思うが、それも政治色ということになるのか。あるいは日教組が認めないのか。

 もちろん新聞の報道が大きく影響しているはずである。新しい総理大臣就任のときは、「いつまでもつか、政治手腕に問題がある、財界との癒着がある」等々悪い話しか載せない。新聞は政治家を批判するだけでなく、足を引っ張ることもやる。

 国民が尊敬しない総理大臣というものはいいことなのか、どうなのか。

 高市総理は5日の参議院本会議で、「真摯におわびを申し上げます」と謝罪した。裏金議員がどうのこうのということについてのことであるらしい。

 お詫びするのは真摯にして当然のこと。真摯にしないお詫びというのはあるのだろうか。

 言葉遊びはやめにしてこのところ「真摯」とか「共有」とか「しっかり」とか政治家のボキャブラリーがワンパターン。

 真摯とはチャンチャラおかしい。共有するのは裏金。しっかりなどという言葉は自分の口から言うことではない。

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