高市早苗さんが憲政史上初めての女性首相となった。憲政史上には明治憲法も含まれるらしい。江戸時代に首相はいないのだから特に「憲政史上」という必要もないと思うが。
逆転満塁サヨナラホームランということなのか。維新の会と連立を組むことになった。
『日本維新の会」という政党については名前くらいしか知らないが、「日本維新の党」と思っていたら、党ではなく会だった。
今朝の新聞は『自民・維新が連立合意』と1面に記載したが、2面では『曖昧合意で連立発信 自維主張の隔たり残し』と解説している。いい加減な合意がなされたようだ。
吉村代表の連立の条件という「議員定数削減」というのがどうもインチキ臭い。
従来からの主張や流れからすれば、首を傾げるようなことをやったのだから、何としても連立になりたい、というよほどの事情が党内にあったということなのだろう。
夕方には閣僚が発表されている。維新からの入閣はないらしい。連立は組んでも「自民色に染まったわけではない」ということを言いたいのだろうか。
毎度のことだが、日本の大臣は短命である。石破内閣は総辞職ということになるが、石破首相は何か首相として政治的ミスをしただろうか。
物価高に対する対応がなされない、ということもあったであろうが、それは後付け。要は選挙に負けたということである。
自民党という政党が選挙に負けたということで、日本の政治を行う首相に責任があるわけではない。選挙に負けたから国民の信頼を得ていない、というのは引きずり下ろすための口実である。
総理大臣も短命であれば大臣も短命である。これで行政の長として仕事ができるのだろうか。こういうことであれば大臣はもともと仕事をする役職ではないということになる。
備蓄米を放出していた小泉進次郎氏が今度は防衛大臣だそうである。どう考えていいのか見当もつかない。防衛大臣が適任だから防衛大臣にするのか。
この人にシビリアンコントロールなどということができるのだろうか。
三原じゅん子氏は昨年こども大臣になったが何もしなかった。調べたわけではないがそうに決まっている。なんの立案もしなかったのではないか。会見では質疑応答にすら応じない。
古い話だが田中真紀子氏は、夫との思い出の指輪を役人のせいで失くしてしまったと役人に買いに行かせた。ミヤネ屋に何度か出演してエラそうなことを言っているが、本性はそんなものである。
今テレビでは、閣僚に任命された議員が首相官邸の廊下を歩く姿が映し出されている。レッドカーペットこそ敷かれていないが、そういうことなのであろう。
大臣になって地元に戻れば、「我が郷土の誇り大臣閣下」である。大臣とはそれだけのようである。
運転免許の認知能力検査で、大臣の名前を3人書け、と言われても書けないと思う。難問中の難問となる



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