タレントの性格当て

つぶやき

 人を好きになるより嫌いになることのほうが好きである。あまりいいことではないが、そういう性分なので仕方がない。

 今晩も寝酒をやりながらブログで時間をつぶしている。社会との接点がないから題材はネットとかテレビということになる。

 ネットもテレビもCMの洪水。ひどいものである。テレビはあまり見ないことにしているが、再放送番組など見たらCMの合い間に番組がある。コノヤロウと言いたくなる。

 最近のテレビ番組はずいぶん安上がりにできている。テレビというものは時間を埋めなければならないものであった。昔の放送に24時間ということはなかったが、今は24時間放送である。

 民放は結局広告料収入。良い番組を作ってスポンサーに買ってもらう時代はとっくに終わり、スポンサーの意向に沿った番組を作る。製作費を安くして、大衆受けする番組だけを作るようになる。とにかく時間を埋めることに躍起のようである。

 タレントは時間を埋めるために存在するもの。映画の大スターだって同じである。時間の切り売りをするため、たくさんのタレントが必要になる。その需要を満たしているのがお笑い芸人ということになる。

 CMに起用されてこそ価値ある俳優・タレントということになった。情けないと思わないのだろうか。

 先日以前ピンクレディーのミーという人を見たが顔が変わってしまった。
 弘田三枝子さんや朱里エイコさんのようになってしまうのではないか。

 きのう「波の塔」のことで村松英子さんのことを書いたが、今もお元気なのかとネットを見たら別人のような写真が掲載されていた。見てはいけないものを見てしまった。

 女優さんは引退したら一切テレビなどに出ず、写真なども公表しないほうがいい。原節子さんや京マチ子さんはそうしていたらしい。

 沢田研二さんは一世を風靡したエンターティナーだそうだが、私には理解不能である。
 彼の歌には音楽がない。つまり作曲家がよくない。音楽が無いのに熱唱する沢田さんを見るのが虚しくいたたまれなかった。特に「危険なふたり」。耳をふさぎたくなるメロデイである。

 どういうわけか小泉今日子、早見優、松本伊代と言ったタレントの名前を知っている。ネットで調べてみると花の82年組と言われて、他に中森明菜、石川秀美、堀ちえみ、三田寛子というタレントがいるらしい。

 花の82年組というのは1982年にデビューしたということだと思うが、そのとき私は35歳。アイドルなどというものに全く関心が無かったが、何故か名前を憶えている。

 関心があったとすればアイドルたちの個性や性格のことになる。何人もの同じような歳の、同じような顔つきのアイドル達がうんかの如くデビューしたのだから、彼女たちの歌う歌に関心が無ければ、育ちの良さとか人柄の良さというものに関心が向く。

 性格が悪そうな人は性格が悪い。育ちの良さそうな人は育ちがいい。頭の良さそうな人は頭がいい。問題を起こすだろうなと思われる人は問題を起こしている。

 皆さん歳をとられ、一段と性格が現れるようだが、性格が悪そうなアイドルがそのまま歳をとると、本当に性格の悪そうなおばさんになる。

 こんなことに関心があるというのも情けないといえば情けない。

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