きのうはなんと言っても大谷デー。投げては7回途中10奪三振2安打無失点。打っては3本塁打の大暴れ。チームを2年連続のワールドシリーズに導いた。
初回から7回まで見た。1回の表、四球を出したが続く3人を連続三振。こその裏先頭打者ホームラン。こりゃあすごいなと見ていると、さらに2本のホームラン。5点のうち3点を大谷のホームランでたたき出した。
7回2者連続の四球で降板となったが、3点取られるまで大谷に投げさせてもよかったのではないか。ロバーツ監督も度胸がない。
とにかく今までの不振を吹っ飛ばすような活躍であった。これこそ記録にも記憶にも残る歴史的試合。
日本人の活躍が目覚ましい。たまたま活躍している日本人選手がいるというのではなく、メジャーリーガーとして活躍しているのがいい。
日本維新の会の吉村代表は暗躍しているらしい。どうやら自民との合意に至ったようで首班指名は「高市」と書くようだ。
合意の条件として議員定数10パーセントの削減。それがなされなければ合意はありえないと強調する。
知らなかったが、日本の議員定数は外国に比べ特別多いということではないらしい。
昔から議員定数の削減が言われてきたが、それは役にもたたない議員ばかりであることと税金による報酬が高すぎる、という国民の声を、野党がウケを狙って公約にしたということである。
議員定数削減は与党議員にも野党議員にも一大事。生きるか死ぬかの問題である。結局今まで実現した試しはない。
高市さんがその条件を飲んだとしても、いずれ政局の変化とともにうやむやになることは火を見るより明らか。そのときの吉村代表の、つじつま合わせの記者会見が容易に想像できる。
しかしなぜ吉村代表はこの機に議員定数削減を言い出したのか。条件を出すならもっと大事な政治的課題を出すべきだと思うが、どういうことなのか。
高市氏も必死の形相。なんとしても総理の座にという感じである。
中曽根さんや安倍さんたち数人の総理は別として、日本の総理大臣のほとんどは短い期間で退陣している。
この人は何をするために総理大臣になったのか、と批判されて退陣する総理大臣が何人もいる。何かをするために総理大臣になったはずなのに、どういうことなのか。神楽坂の芸者にチクられて辞めた総理もいる。
高市さんで自民は勢力を盛り返すことができるか。来るべき衆院選挙は日本人の政治意識がかなり正確に反映されることになるはず。
やはり自民党なのか、本当に多党化なのか、憲法改正、自衛隊を軍隊に、軍備増強、教育勅語復活、軍国主義の復活、個人の尊厳の廃止、夫婦別姓反対。
一度全部国民投票をやってみたらどうだろうか。憲法改正だって何十年も主張しているというのに一度もしたことがない。
多党化ということは、国民の信念の無さを示すものでもある。



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