みんな辞めない

つぶやき

 セクハラを第三者委員会から認定された沖縄県南城市の古謝景春市長が市議会を解散。

 理由は、「市政の混乱を理由に不信任決議を可決されたのは大変不本位だ。辞職すればセクハラを認めることになると判断した」

 セクハラ行為をして市政の混乱を招いたから、不信任議が可決されたのではないか。不本意という言葉は、セクハラをするような破廉恥な人間が口にする言葉ではない。

 伊東市の田久保市長は何を考えての市議会解散なのか。
 「卒業したと思っていたら除籍だった」。そんなバカな話が通るはずがない。
 
 卒業証書を見せたということは、卒業していないことを知っていたということである。発行されていないのだから偽造するしかない。
 
 前橋市の小川晶市長さんもなかなか辞めない。10回も行って「ホテルに行ったことは認めるが男女関係はなかった」。
 打ち合わせのためにラブホテルに行くだろうか。その気になってしまうのではないか。

 兵庫県の斎藤知事も辞めない。ニュースにもならなくなった。

 小川市長さんが「誰かに迷惑かけました?」と言ったらどうなるのか。ホテルに行ったという男性の奥さんは迷惑を受けたが、他に迷惑を受けた人はいない。奥さんに謝罪することはあっても市民や市議会に謝罪することはない。

 セクハラ、不倫、学歴詐称、パワハラ。昔はどうだったのかは知らないが、市長や知事は辞任しない。申し訳ない、反省している、と言っても辞任しない。

 斎藤知事のことでは死者が出ている。しかし斎藤知事にすれば自分には関係ないこと。それを自分のせいだと言われては困る。その通りともいえる。

 田久保市長も、東大卒と偽ったわけではない。東洋大では卒業してもしなくても大した変わりはない、とでも考えているのかもしれない。そうだとすればあの開き直りも分からぬこともない。

 国政に携わる国会議員が組織として不正行為をする。彼らはなんの制裁を受けることなく、中には党役員に抜擢されるような人もいる。

 市長さんたちが辞めないのはそんなところかな、と思う。

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